115系2000番台 B4編成 ぶどう色

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1998年、身延線全線開通70周年に伴い、
湘南色で走行していた115系2000番台のうち1編成を
登場当時の塗色に変更する事に。

登場時の塗色としては、
・山梨県の名産であるぶどうをイメージしたワインレッド
・富士山の雪をイメージした白帯
だったのだが、いざ名古屋工場から出てきた姿がこちら。
焦げ茶色の旧型国電のような、115系2000番台となってしまった。

原因としては、登場時の色であるワインレッドを
「"ぶどう色"の電車」として伝えたが、
鉄道業界での"ぶどう色"は、旧型国電や客車等に使用されていた
焦げ茶色の塗料「ぶどう色2号」だったので、
名古屋工場で「"ぶどう色2号"の電車」と認識されてしまい、
齟齬をきたしてしまった。

その後、間違いに気づいたJR東海は、
即座に車両を名古屋工場へ戻し、"ワインレッド"の
115系2000番台として再塗装。

その為、焦げ茶色のぶどう色115系2000番台の姿は
ほんの僅かの間だったという…。
そして、何を思ったのか、その姿をTOMIXが製品化。
よくもまぁ、この塗色の115系2000番台の製品化を許諾したな、と思う所存。

当初は、身延線といえば湘南色という印象だったが、
ワインレッドに始まり、ぶどう色、遡れば113系もどきの62系等、
バリエーションが深い事に気づいてしまい、
ジワジワと沼にハマっている気がしてならない。

備考:TNカプラー換装、墨入れ加工

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