Gonzalo Rubalcaba & Aymée Nuviola (BLUE NOTE TOKYO, 2019年08月18日, 2nd show)

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Gonzalo Rubalcaba & Aymée Nuviola (BLUE NOTE TOKYO, 2019年08月18日, 2nd show)

ゴンサロ・ルバルカバが話題になったのはもう30年近く前だったと思います。あまりジャズ雑誌を読まないのですが、当時雑誌で「すごいのが現れた」という論調の記事を見た気がします。実際、軽やかで安定した流麗なタッチで素晴らしいと思いました。ゴリゴリのハードな弾き方が好きなのでのめり込んで聴くことはなかったのですが「かなり人気のあるピアニスト」の箱に入れて覚えてました。これまで1枚もリーダー作を買ったことはなかったのですが、ゴンサロ・ルバルカバが参加したチャーリー・ヘイデンの2001年の作品「ノクターン」は(評価は低いようですが)愛聴していました。

で、今回の来日。「人気ピアニスト」なのでかなり気合を入れて参戦したんですが、着いたらフロアが閑散としているんですよ。。。。いったい何故??「人気ピアニスト」は誤解だったの??席もそういえば発売翌日に買ったのに「どセンターの1列目」が取れたしな・・・と思いながら、ベテランのスタッフOさんに訊くと「絶対に後悔しない素晴らしい内容なんですけどね~~」「歌手も盛り上げ上手で最高のステージですよ」と少し残念そう。

で、確かに実際演奏は素晴らしかったです。曲は半分も知りませんでしたが(Chan ChanやEl Maniseroはやってました)バンドの一体感、迫力に、心底感動しました。やはりタッチは軽やかですが、ガツガツと不協和音を叩き込んだり、変化自在のゴンサロに圧倒されました。同じリズムを弾きながら、でも足で刻むリズムのパターンは異なってて、何を聴いてんだろう??靴紐がほどけているのがすごく気になったけど、気にならないのかな。。。ゴンサロはキューバ音楽をやった方がずっと良いんじゃ無いかなという気がしました。

本日のコットン・クラブのチケットがまだ余っているようだったので行く気満々だったのですが、間に合わなくなってしまいました・・・・残念。。。。

https://www.youtube.com/watch?v=H1D6YUaMmzs
https://www.youtube.com/watch?v=ThIP8Hk_4ow
https://www.youtube.com/watch?v=EFHdxd6XNXk

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