Pere Ubu “Song Of The Bailing Man”

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またまたのPere Ubuです!この作品は、”Art of Walking”の後にRough Tradeからリリースされた45回転アルバムで、彼等の6枚目のアルバムになります。実は、1979年にPere Ubuは一度ちょっとだけ解散状態になりますが、Tom Herman (G)に代わって、Red KrayolaのMayo Thompson (G)が加入し、すぐに復活します。その後、1980年にアルバム”Art of Waking”をリリースし、Scott Krauss (Dr)に代わって、元FeeliesのAnton Fier (Dr)が加入して、本作品が1981年にリリースされます。しかしながら、この後、直ぐにバンドは解散し、Scott KraussとTony MaimoneはHome and Gardenと言うバンドを結成、一方、David Thomasはソロ活動に集中し、Richard ThompsonやHenry Cowのメンバーとコラボしています。となっていましたが、1987年にバンドは再結成され、その時には、Jim JonesとChris Cutlerが加わって、1988年に”The Tenement Year”をリリース、かなりポップ寄りのアルバムになっています。その後のことは、前回、”Cloudland”で書いていますので、そちらを参照して下さい。
それで、本作品”Song Of The Bailing Man”ですが、正直に言うと、個人的には、Mayoが入った時期のPere Ubuは余り好きではありませんでした。難解過ぎるんですよね。一応、この時のメンバーを紹介しておきますと、Anton Fier (Dr, Piano, Marimba, Perc), Tony Maimone (B), Allen Ravenstine (EML Synth), David Thomas (Vo), Mayo Thompson (G)で、ゲストにEddie Thompson (Trumpet)が参加しています。何か落ち着きのない複雑な曲展開で、素っ頓狂なDavidのVoにも関わらず、聴いていて不安な気持ちになります。確かに、正調ジャス調のフレーズや、カリプソ風な曲或いはmarimbaを用いた南国風の曲など、多彩な表現になっていますが、全体的に曲の展開が早過ぎて、付いていけない感じが強いのです。多分、MayoやAntonのせいではなく、寧ろ、この時期に、David Thomasが出したソロアルバムと関係があると思います(アレも難解でした!)。でも私は聴きますよ!今では、オリジナルメンバーはDavid Thomasだけですが、彼の最後までは見届けたいです!と言う訳で、今回はちょっと残念でした。入門編ではないですが、Pere Ubuの一側面を見たと言うことで、まあ聴いてみても宜しいかと。因みに、本作は12㌅45回転ですが、曲はたっぷり入っており、Discogsでもアルバム扱いになっています。

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLtoyDPSKaUgPjrafDR7ycaq2X_82c8TN9

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