Siluetes 61 “s/t”

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これまた、謎が謎を呼ぶと言う位、訳の分からないブツと言うが、このバンドと言うか。Siluetes 61の登場です。今、パッと調べて分かるのは、この作品がファーストアルバムで、Siluetes 61がTom Dokoupilのソロ・プロジェクトのこと位です。そして、Tomは、独逸の音楽家、作曲家、画家、チェコ出身のプロデューサーにして、俳優でもある人物です。彼はDie Partei, Die Radierer(その内紹介しますね), Quick Culture, Slinky Gym School, The WirtschaftswunderおよびMaler der Neuen Wildenでギタリストとして活躍していたそうです。なので、KeinMenschと言うバンドのシングル曲のプロデュースをしたり、映画の音楽を担当したりもしています。ただ、勿論、Neue Deutsche Welle真っ只中なバンド(?)ではありますが、、、「ホントに画家?とも思え、まあ、ジャケからしてB級と言うかC級と言うか。内容も押して知るべし。このTomなる人物、日本のYximalooのように、G, B. Kbdを操り、多重録音をしているみたいです。バックにはリズムボックスを用いてるようですが、時にトランペットやヴァイオリンも使用。多彩ですが、どこにも回収されない独自路線をひた走ってます。また、リズムボックスに対抗して生ドラムを叩きまくったりもしてます。良く聴いてみると、ギターなんかもそこそこ上手いのに、敢えて変な弾き方をしたいるような、天然なような。聴き方によっては、飲み過ぎでクラクラしてるクラフトワークや新歓コンパで一気飲みしたレジデンツの劣化版の様にも聴こえますが、全てのネジが外れている為、ヘロヘロな音楽にしか聞こえない。それはそれで凄い才能でもありますね。そんなTomの空・バンドの音楽で脳内麻薬を増やしてみたらいいのではないでしようか。

https://youtu.be/IBCF9U4o9xA

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