Violent Femmes “Gone Daddy Gone”

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これは、買って時にはヘビロテしてましたねぇ。米国ミルウォーキーのViolent Femmesのアルバムから12㌅シングル・カットされた盤です。ここでちょっと彼等のバイオグラフィーを。バンドはBrian Ritchie (B, Multi-Instruments)とVictor De Lorenzo (Dr)によって、1980年にデュオとして結成されます。バンド名の意味はミルウォーキーのスラングで「自己紹介すると私は弱虫なんです」的な意味合いだそうです。1981年には、このデュオに、高校生シンガーソングライターのGordon Ganoが加入し、鉄壁のトリオとなります。実はGanoとRitchieは、Ganoの全米優等生協会への加入セレモニーで一緒に演奏したことがあるのですが、そのセレモニーで彼等は暴動寸前まて引き起こし、それてGanoは協会から追放され、学校も一時停学となりました。それで話を戻すと、彼等はリハに時間をかけて、何とかライブハウスや街で演奏しようとしていました。そんな時に、The PretendersのらChrissie Hyndeが注目し、彼等をThe Pretendersのオープニング・アクトに抜擢します。当日、はじめはViolent Femmesは総スカンをくらいますが、演奏の終盤には約半分の観客がViolent Femmesのファンになったとか。それで、彼等はドラマーのDe Lorenzo の父親に100万円借りて、伝説的な衝撃のファーストアルバムを米国のSlashからリリースします。このアルバムは、その後、プラチナ・ディスクを獲得し、彼等は1980年代に最も成功したバンドとして、このアルバムはプラチナ・ディスクを獲得し、アルバムはは合計900万枚以上売れたとか。しかしながら、1987年にバンドの方向性を見失った感があり、バンドは分裂、GanoとRitchieはそれぞれがソロアルバムを出していきます。しかし、1年後、また元の鞘に戻り、アルバム2枚をリリース。その後、1993年にドラムのDe Lotenzoが脱退し、代わりGuy Hoffmanが加入し、3枚のアルバムを出しています。その後、2002年にはDe Lorenzoが復帰しますが、2000年に出したアルバム”Freak Magnet”か商業的に振るわず、その為、彼等はそれから約20年間スタジオアルバムを作ってはいません。2009年には曲のライセンスの問題などで、解散しますが、2013年にはリユニオンして、2枚のアルバムをリリースしています。ザッと書くと、Violent Femmesの略歴はこんな感じです。
それで本作品ですが、プラチナ・ディスクのデビューアルバムからのマキシシングルをカットした作品で、彼等の名曲”Gone Daddy Gone”、”Add It Up”及び”Jesus Walking On The Water”の珠玉の曲が収められています。彼等の音楽は一言で言えば”Country Punk”ですね。アコースティックな楽器を主に使って、如何にもアメリカンなフォークを性急なテンポで演奏するスタイルです。ギターもフォークギターだし。ヴォーカルはGanoがやっていますが、曲調はカントリーのそれです。しかも、キャッチーでカッコ良い。私は購入後、このマキシシングルをヘビロテしてましたねえ。なのにアルバムは買っていないと言う。是非、アルバムを聴かなきゃなあと思いました!皆さんもどうですか?ザッツ・アメリカンなこの作品?

“Gone Daddy Gone”
https://youtu.be/Blaqv4ZNieM

“Add It Up”
https://youtu.be/f1Qd_7gWp-Q

“Jesus Walking On The Water”
https://youtu.be/Zs3LVQX3X7Q

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