The Residents “Fingerprince”

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米国西海岸の「謎」、目玉野郎4人組、それは、出ました!The Residentsです。バイオグラフィーは前回書いたと思いますので、そちらを参考にしてください。今回は、彼等のサードアルバム”Fingerprince”です。相変わらず、The Residrntsの正体は不明ですが、音は初期レジデンツの音と一発で分かります。今回の参加者はResidents (Vo, G, Horns, Synth, Kbd, Perc), Snakefinger (Vo, G), D. Jackovich (Perc), A. Dekbar (Violin), T. Logan (Perc), Zeibak (Vo)です。私はこのアルバムがThe Residentsの初体験でしたので、高校生の時、何度も何度も聴いていました。特にA面の”You Yesyesyes”と”Boo Who ?”は大好きでしたね。駿台予備校の夏期講習で泊まり込みになった際、大阪の一年上の先輩が、カセットにダビングして送ってくれたんです。今回、聴き直してみて、やっぱりこの変なチューニングのギターのフレーズが、脳に染み込んでいました。それで、B面全部を占める”Six Things To A Cycle”なんですが、この曲では、ガチャガチャと様々な既存の曲や録音済みの曲(A面のヴァージョン違いとかを含む)の切り刻んでコラージュしたかのような無法振りを発揮しています(これは初期の彼等の常套手段ですね)。セルフ・サンプリングで面白かったです。こう言う仕掛けは、The Residentsの独壇場ですね。個人的にはこの辺りの音楽が好みです。しかしながら、この時期に、シンセを既に導入しているところが凄いです。メンバーの誰か、お金持ちなんかなぁ?と言う訳で、変な音楽を聴きたかったら、このアルバムはお勧めですよぉ〜❗️

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nsNA5JWC4NDXurGEYGPMAj47f4IWLGIDg

#TheResidents #Fingerprince #RalphRecords #SnakeFinger #ExperimentalPop #Avant-Pop #WestCoast

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