Chris D. / Divine Horseman “Time Stands Still”

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これも、なんで買ったか?謎な一枚。Chris D.ことChris DesjardinsとそのバンドDivine Horsemanのファーストアルバムです。米国カリフォルニアのRiverside生まれのChris D.は1977年にSlashマグのライターをやっていた時に、彼はLAのパンクシーンからメンバーを集めて結成したのが,パンクバンドThe Flesh Eaterで、彼の肩書きはミュージシャン、ソングライター、プロデューサー、俳優、物書き、ディレクター、映像作家、歴史学者で、特にパンク詩人とかロック批評家として知られています。このFlesh Eaterも当時のLAのパンク・シーンで、重要なバンドです。その後、Chrisは1984-1988年までJulie ChristensenらとDivine Horsemenを結成しています。その音楽形態はいわゆるオルタナ・カントリーともアメリカーナとも言われる音楽にチェンジしています。そのバンド名もヴゥードゥー用語から取られています。Chris以外のメンバーは、Julie Christensen (Chrisの前妻), Matt LeeとPeter Andrus及びFlesh EarterのRobyn Jamesonからなりましたが、時には、The Gun ClubのJeffrey Lee Pierce、The Cramps/The Gun ClubのKid Congo Powersも入ったりしていました。ChrisはFlesh Eaterの曲をやり直そうとして、Chester Himes, Jim Thompson, Donald Goines, James Ellroy, Harry Crews, Ambrose BierceとJames you Joyceの協力の元、4枚目のアルバム”Snake Handler”の中の曲"What Is Red"のリワークを試みています。しかしながら、Divine Horsemanは1988年に解散してしまいます。ザッとしたバイオグラフィーは以上です。
それで本作品ですが、Chrisを入れて14人のミュージシャンが関わっています。そしてその内容はフォーク・ロックともアメリカーナとも言われるアコースティックなカントリー風の曲が目白押しです。しかし、枯れてる感じではなく、寧ろ、生き生きした曲調が特徴ですね。しかしながら、Chrisのヴォーカルはヘロヘロでいい感じですが。まあ、Gun Clubのメンツが興味を示すのも分かりますね。たまには、コッテリしたオルタナ・フォークも良いのでは?

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_l0J_ZiAkzvc47wDDalqWNurT8RWpx09xY

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