Tim Goss “Afterfly”

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これも、視聴して,気に入ったので、購入した作品。1993年に英国Cheritonで,Graham Lambkin (G)とDarren Harris (Perc)で結成されたThe Shadow Ringに、1996年から加入したTim Goss (Electronics)の本名名義によるファースト・ソロ・アルバムです。上記のバンドは様々な実験的電子音楽を出していましたが、2003年に解散。その後、electronics担当のTim GossがChloe Mutterと共に作ったのがCall Back The Giantsです。そして今回はTim Gossの本人名義の作品 ”Afterfly”です。因みにThe Shadow Ringはもかなりマニアックな実験音楽トリオとのこと。私は未聴なので,それ以上は分かりません(すまん!)
それで,本作の内容ですが、全編これ、ミニマルな電子音の洪水です。曲によってはTimのヴォーカルも入りますが、大部分は、リズムマシンと言うよりもシーケンス(勿論、リズムマシンも使っている)でリズムを作り上げ、そこに簡素ながらもマニアックなメロディが絡んでいく構造になっています。個人的には、初期タンジェリン・ドリームのようなジャーマン・ロックの影響があるのかな?と思わせる点もいい感じです。タイトルは”Fly”で統一され、最後の曲だけ ”Afterfly”になっています。エレクトロニクスの技が光る一品ですね。Conrad Schnitzler世代がGerman New WaveのPyloratorなんかと交配したかのようです。皆さんも聴いてみて下さいね、新しい電子音楽です。

A1 “Fly I” (3:23)
A2 “Fly II” (1:42)
A3 “Fly III” (2:33)
A4 “Fly IV” (11:15)
B1 “Fly V” (2:27)
B2 “Fly VI” (3:31)
B3 “Fly VII” (7:08)
B4 “Afterfly” (8:10)

A3 “Fly III” (2:33)
https://youtu.be/_s_I-SA5r4s?si=JxkNrX9TQz4IIi_9

[full Album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nzcDlZBAcw0m797LHr9k1UI68bcBrmfuU

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