Hermann’s Orgie “Die Moderne Welt Und Andere Disharmonien…”

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このバンドは全然、なんで買ったのか?記憶がないのですが、まあ、NDWの独逸のバンドだからと思って買ったのでしよう。と言う、いつもの言い訳で、この作品を紹介します。バンドはHermann’s Orgieで、1977年に南ハンブルクの郊外で結成されたパンクバンドです。結成時のメンバーはClement Hülse (Vo, B), Tom Meyer (G, Vo), Frank Peterson (Dr)のギタートリオで、初めて独逸語の歌詞で歌ったパンクバンドの一つとのことです。1979年にEP”Moderne Musik”を自身のレーベルよりリリースし、翌年、本作品であるアルバムを出しましたが、リリースはそれだけで、1982年に解散しています。このアルバムにはChristian HaimerlがSaxで参加しており、そのような曲は英国のX-Ray Spexを思い起こしますね。またJorg Holestもクレジットに記載されていますが、何をしたかは不明です(ドラム?)。内容的には、所謂、英国の70年代パンクの遺伝子を受け継いだストレートでギミックのないパンク・サウンドで、独逸語は分からないですが、こうストレートだと、懐かしくもちょっと恥ずかしい感じすらしますね。それから、B面には、彼等のライブ・トラックも収められ、その熱演も聴くことができます。それから、シングルでもリリースされていた”Moderne Musik”は、2007年に”Paris-Berlin”の中でStereo Totalによってカバーされています。また、2016年には本アルバムがTapete Recordsが出版したFalscher Ort Falsche Zeit誌によ紹介されています。なので、以外とそこそこ有名だったのかもしれませんね。と言う訳で、ハンブルクのパンクシーンが少しは分かりました。皆さんもどうですか?

“1977”
https://youtu.be/8CRvkhA11gc

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