近鉄 8810系 8812F マルーン色

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■実車について
 長らく製造された近鉄高性能電車は8800系の登場によって、直流直巻きモーターを使用する電車のあるべき姿の追求を極めた。時代は、省エネへと直流復巻モーターを使用した界磁チョッパー制御車が登場することになる。車体も従来の丸屋根車から脱却し、屋根と側面のつなぎ部分のアールが小さくなり角ばった近代的な車体に変更されることになった。この車両が大阪線と奈良線に投入され、奈良線は8810系となり、従来の車両と同じく、裾に絞りが入り、車体幅は2800mmと踏襲した。
 8810系は、増備者を含めて8編成、32両が製造された。

■模型について
 トップナンバーの、8812Fです。登場時、マールーン一色の姿としました。
 床下は、キットに付属のものを切り継ぎ、それらしくしました。
 特に、大阪方のTc車の床下機器はほとんど搭載されていません。

■編成
 ←難波             奈良→
 8912-8812-8812-8911

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