新京阪 デイ100形

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■実車について
 阪急京都線の前身となる新京阪鉄道が1927年から1929年にかけて導入した電車で、新京阪鉄道当初の形式称号はP-6でした。形式記号を付与した京阪電気鉄道時代には「デイ100」、京阪神急行電鉄発足後は100形と呼ばれました。19mの車体に150kWのモーターを搭載し、当時の最高水準の車両の一つでした。同じ時期には、阪和電気鉄道のモヨ100系、参宮急行電鉄の2200系、南海鉄道のモハ301形、鉄道省のモハ42系などがライバルとして存在しました。戦前、大阪・京都府境の大山崎付近における新京阪線と国鉄東海道本線の並行区間において、国鉄の特急列車「燕」を追い抜いたというエピソードがあります。

■模型について
 MODEL工房から、ペーパーキットとして発売されました。

2021年1月21日

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