月報 日本ビクター〜日本フォノグラム(フィリップス系)1970年代

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フィリップス系の月報1970年代です。
1970年6月1日に、オランダ・フィリップス、松下電器及び日本ビクターの三社合弁により、日本フォノグラム(株)が設立されます。同年8月1日に日本レコード協会にも加盟しました。ビクターとは別会社になったということで、月報も1970年7月号より社名が日本フォノグラムに変更されています。

1970年1月号 森山良子・イン・ナッシュビル ザ・テンプターズ・イン・メンフィス(これはショーケンのアルバムと言うべきかも)

1970年2月号 ハインツ・ホリガーの来日記念盤としてLPが2枚発売されています。私事ですが、アルビノーニの協奏曲(Op.9-2)は、CDになってからもずっと愛聴盤です。

1970年6月号 スパイタース・ロックン・ロール・ルネッサンスは、バンドとしての最後のオリジナル・アルバムです。

1970年9月号 尾崎紀代彦さんのソロとしてのデビュー曲「別れの夜明け」が掲載されています。「また逢う日まで」はこの次の作品です。

1970年10月号 ポール・モーリアの人気は高まるばかりでした。

1970年10月号 デビッド・ボウイの珍しいシングル盤を2枚。「スペイス・オダティー」は70年1月新譜(SFL-1244)、「冷たい炎」は70年10月新譜(SFL-1277)です。前者はボウイのデビュー曲ではありませんが、不遇だった時代を経て始めてヒットした作品だったと思います。但し、国内では次の「冷たい炎」と併せて鳴かず飛ばずでした。探している方は多数おられても、なかなか見かけることのないレコードになっています。

1970年10月号 指揮者のジョージ・セルの追悼盤が2枚紹介されています。セルは1970年に来日公演を行い、帰国後すぐに亡くなってしまいました。

https://www.youtube.com/watch?v=iYYRH4apXDo

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