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- 3F 資料室 各レコード会社の月報 その3 1964~1966年
- 月報 日本ビクター(フィリップス系)1964〜1966年
月報 日本ビクター(フィリップス系)1964〜1966年
1964年3月号には、特徴的なアルバムが3枚並んでいます。トランペットのディジー・ガレスピー,ジャズ・スキャットのスイングル・シンガース,そして尼さんコーラスの「スール・スーリール」です。特にスイングル・シンガーズはバッハの器楽曲を「ダバダバ・ダバダバ」で歌うというもので、ジャズ・ファンもクラシック・ファンも聴いていたと思います。
少しずつ豊かになって行くにつれ、レコードでもデラックス志向が始まり、フィリップスではクラシックの楽譜付き見開きジャケットの豪華盤が登場します。(1965年4月号)
1965年9月号では「フィリップス・リバプール・サウンド大行進」と銘打ってバンド系のレコードがたくさん紹介されています。映画「ポップギア」ですが、記録によるとこの年に日本でも上映されているのですが、私は残念ながらその時代には見ていません。
フランス・ギャルは既にシングル盤が数枚出ていましたが、何と言ってもこの「夢みるシャンソン人形」からです。シングルと初LPが同時発売です。
1965年11月号にはボビー・ウッドの「悲しきパラダイス」とフィーネーズの「哀愁のカレリヤ」が掲載されています。前者は個人的に好きだった中ヒット曲。但し、ドリフターズの「渚のボードウォーク」によく似ています。後者はスプートニクスの「霧のカレリア」と同じ曲で大ヒットしました。私が安物のギターを買ってもらい、耳コピで弾いていたのはこういう曲でした。
スパイダースの「ノー・ノー・ボーイ」が1966年3月号に登場し、その後サベージ,ブロードサイド・フォー,マイク真木等のGS系・フォーク系の邦人アーティストがたくさんフィリップス・レーベルから発売されることになります。(それまでは、邦楽のないレーベルでした)
#アナログレコード
#レコード資料
Nobuaki Sugiura
2022/05/16 - 編集済みフランス・ギャルのファースト・アルバム、私のギャラリーにありますので見て下さいね。
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chirolin_band
2022/05/16拝見致しました! リアルタイムでは、フランス・ギャルはLPまで手が回りませんでした。随分と時代が移ってから中古店で見つけたときは「こんなに高いのか!」とびっくりしたものです。中古盤が髙いということは、今は欲しがる人がいるけれど、品物はそれほど出て来ない、ということですよね。自分と同じような人(当時お金にゆとりがあれば買いたかったんだけど…)は結構いるということか、と思ったものです。
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Nobuaki Sugiura
2022/05/16ありがとうございます。chinchiro_bandさんと出会えて世界が広がった感じです。私は今年の2月に退職をし、今は就職活動中です。今日は久しぶりに自転車で片道20kmの愛知県西浦温泉の前の来ています。海は落ち着きます。
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Nobuaki Sugiura
2022/05/20 - 編集済みフランス・ギャルの「夢シャン」(当時は夢シャン、涙シャンという言い方がありました。涙シャンは涙のシャンソン日記)のシングル盤にB面がクロード・フランソワの「ドンナ・ドンナ」のカップリングのものもありましたね。スプートニクスの「霧のカレリア」/ポリドール盤,フィーネーズの「哀愁のカレリア」/フィリップス盤,私は4曲入コンパクトLPのフィーネーズ盤を持ってます。映画「ポップ・ギア」は私も公開当時見られませんでした。ネットで見られるようになって初めて見ました。アニマルズの映像がリアルでビックリしました。
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chirolin_band
2022/05/21「夢シャン」,「涙シャン」という言葉は、初めて聞きました。地域による違いでしょうか!?
違いで思い出しましたが、「夢みるビートルズ」のドナ・リンっていましたよね。私は頭の「ド」にアクセントをつけて発音していましたが、名古屋出身の仲間は2文字目の「ナ」にアクセントをつけていました。会話で互いに違和感を覚え、大笑いしたことがありました。まぁ、単なる個人差かもしれませんが……
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Nobuaki Sugiura
2022/05/21私もドナ・リン ナが上がります。地域で違うんですね。
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