E3系700番台 R19編成「現美新幹線-GENBI SHINKANSEN-」

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新潟地区の活性化及び観光の拡大の一環として、
「世界最速の芸術鑑賞」をテーマに改造され、
越後湯沢~新潟間にて土日祝を中心に
1日3往復運行されていた。

黒色ベースの塗色に長岡の花火を纏った外観は
非常にインパクトが強いが、内装も号車ごとに
芸術家達の力作が込められたジョイフルトレイン。

ご多分に漏れず、初期生産分は即座に売り切れて
高値で取引される程だったが、当センターでは
幸運にも再生産分を導入、入線となった。

内装こそは再現されていないものの、
金型を変更して窓埋め表現をキッチリ行う徹底ぶり。
派手ながらも美しい外観から、昼夜問わず注目を集める
当センター内での看板車両。

TOMIX製品では、「つばさ」や「E3系0番台なすの」と
パーツ構成が共用となっているのもポイント。
通電カプラーの他に、ライトユニットが固定されるのも
メンテナンス時には嬉しい改良点。
(TOMIX 92803では、組立時に固定されないので何気に困る…)

台車も、400系の流用ではなく、
E3系用の台車に設計変更されているが、
残念ながら15号車パンタカバーはつばさ仕様。

試験走行時には、E5系との併結走行も実施。
当センター所属のR7編成、R20編成(品番:92803)の
フックリングカプラーとの走行性能比較として活躍。

新品で入線したが、かの悪名高きM9モーターの洗礼を受け、
一時期運用離脱する憂き目に遭った。

実車通り、併結運用は想定していない為、
思い切ってM13モーターへ換装。
当センターでは初の動力分解となったが、
その後は順調に運用へ戻り、各所にて活躍中。

備考:白色LED室内灯組込・色調調整、ヘッドライトのシールドビーム塗装、M9→M13モーターへ換装。

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