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アホーアイト・イン・クォーツ
明るい青緑色のアホーアイト(Ajoite)という鉱物が内包された美しい水晶。
名前はアメリカ・アリゾナ州のアホー (Ajo) 鉱山で発見されたことに由来。しかし、鉱山は閉山。
その後、南アフリカのメッシーナ鉱山が唯一採れる場所だったが、こちらも閉山。さらに産出量自体が少なく、コレクターに人気なので高価である。
これはミネラルショーでの掘り出し物。いいものは5〜10万などするため、ワゴン的な1万円台コーナーで、なるべく大きい水晶のポイントにアホーアイトがしっかり入ってるの探した。
しかし、水色の彩度が低い、水晶の透明度が低かったり形にひかれなかったり、どれもしっくり来ない。
小さい水晶のポイントがかたまったこれを手にとったら、アホーアイトが「こんな所にも」と色々なところに見られ、アホーアイト自体は小さいが、水晶の透明感もあり、きれいだった。
価格が年々上昇のうえ、美しいものはすぐルースやアクセサリーに加工されるため、原石はおさえておいた方がいいかも。
なお、個人的にアホーアイトの青色は子どもの頃飼っていたハルクイン系のセキセイインコのお腹の羽の色と思っている。
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