FOSSILS OF THE MILWAUKEE FORMATION: A Diverse Middle Devonian Biota from Wisconsin, USA

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この書籍を見るまで、ミルウォーキー層というデボン紀の地層がある事を知らなかったのですが、ウィスコンシン州のミシガン湖に接するエリアに1800年代には知られていたようです。セメント業で採掘され、大都市ミルウォーキーの工業化を支えたそうです。腕足類や三葉虫を含む豊富な化石が確認されていて、これらがカラー写真で掲載されています。工業採掘されている地層は、他でもそうですが、化石保護は優先されない事が多く、市場に出回る事が少ないまま消失するケースが多く、この様な書籍からしか情報を得る事は難しいです。三葉虫は、Eldredgeops norwoodensis、Crassiproetus sp.など種類は多くないのですが、掲載されています。

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