前期型 Super-Takumar F1.8/55mm  M42マウントレンズ

0

前期型 Super-Takumar F1.8/55mm  M42マウントレンズ

我が家のオールドレンズ第一弾!はペンタックスの50年以上前の古いレンズです。

当方が主に拘っているオールドレンズは、M42マウントのレンズたちです。
M42マウントと成れば日本製ではおのずとペンタックスになってしまうのですが、我が家のオールドレンズたちもペンタックス一家が多いのは言うまでもありません。

簡単にこのレンズについて説明をしてみます。
「ペンタックス Super Takumar 55mm F1.8」は初期型が1962年発売、前期型が1963年、後期型が1965年に発売になったレンズです。当時1964年に旭光学(ペンタックス)が発売した35mm一眼レフカメラ「ASAHI PENTAX SP」は全世界で400万台以上を売り上げており、そんなベストセラー機との組み合わせもあって、「Super Takumar 55mm F1.8」は中古市場の在庫も多く、非常にリーズナブルな価格で購入できるオールドレンズ代表格のようなレンズです。
中でも、初期型と前期型は流通量の比較的少なかったり、後期型に使われた、トリウムと言う放射性物質を含んだ「アトムレンズ」を使っていない事から、人気が高く、後期型に比べて高額で取引されている場合が多いレンズです。
ちなみにアトムレンズは、「空気をも写すと」評されるぐらい優れた面を持っていたのですが、放射性物質の影響でレンズが黄変してしまう問題を抱えてしまう事になりました。

この古いSuper-Takumar F1.8/55mmは、なかなか秀逸で、特に開放値で撮ると柔らかいボケが見事の表現され、当時のレンズの実力を実感することが出来ます。

又、前に紹介した、オールドレンズ専用のSONY NEX-6デジイチとの相性も良く昔では使えなかったシチュエーションでも実力を発揮できるようになりより楽しめるツールになりました。

このレンズも、入手時は外観は汚れ、レンズにはカビ跡や曇りが多く見られましたが、分解し、レンズはカビ取りなどのクリーニングを施し、外側も丁寧にクリーニングをしたことで蘇り、十分綺麗なレンズとして生まれ変わりました。

オールドレンズ入門にはうってつけ、と言うか必須アイテムとして一本は持っていても損のないオールラウンダーレンズですね。

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=gWQFMaduH90
https://www.youtube.com/watch?v=NhTzYaLqyR8
https://www.youtube.com/watch?v=4NgXJ7vT2r8

Default