SHIMANO Bantam Magnumlite Speed Master 2201WSG

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SHIMANO Bantam Magnumlite Speed Master 2201WSG

当時、といっても30年ぐらい?以上前の話ですが、世界一速い巻き込みスピードをうたい文句に販売されていたベイトリールが、この、「SHIMANO Bantam Magnumlite Speed Master SUPER HIGHT SPEED 6:1」です。
そうです、ギア比が、6:1と言うとんでもない物で、当然手返しは早くなり以前よりずっと広い水域をカバー出来るので、たいていの人達が二日がかりでルアーをお目にかける魚達に一日で巡り合えるので、釣果が上がることは確実だという触れ込みでした。
当時の自分の腕では、この超ハイスピードのギア比を活かしきることもなく、釣果が劇的に増えたという記憶はありません・・・。

この「SHIMANO Bantam Magnumlite Speed Master」は、ハイギア比だけではなく、無接点マグネチックバッククラッシュコントロール機能が搭載されています。
ベイトリールの最大の問題点は、バッククラッシュでしょう。
ルアーキャスト時の初速に応じてスプールが回転するわけですが、ルアーが風や、空気抵抗などの抵抗を受けて失速するなどすると、初速に応じた飛距離が出ずスプールの回転過剰によりバッククラッシュ(お祭り状態)が起きてしまいます。
こういったバッククラッシュを防ぐためには、キャスト時に回転するスプールに適度な抵抗を掛けてやる必要があるわけです。
と言う事でベイトリールを使いこなすためには、ルアーの空気抵抗や風の状況を判断してキャストする事が重要なのですが、うまくキャストするためには経験が重要となります。
このバッククラッシュをリールの機能で軽減するための機構がマグブレーキと言われる、マグネチックバッククラッシュコントロール機能です。
ブレーキローター内側に小型・軽量の強力なマグネットを配したシンプルですがマグネットの力をフルに引き出せる構造は、確実なブレーキ力が得られ、正確なキャストコントロールが可能となります。
また、ダイヤルを回すだけで簡単にブレーキ力の調整も出来ます。

シマノは、ダイワと並ぶ日本の釣り具メーカーですが、個人的にはシマノの製品が好みに合っているように感じています。
この、「SHIMANO Bantam Magnumlite Speed Master」は結構お世話になった機種でした。

【製品概要】
Model : BSM-2201WSG
Gear Raito : 6:1
Weight : 9.2oz
Line Cappacity : 10lb 280Yds, 12lb 235Yds, 14lb 195Yds, 17lb 165Yds

●Super High Speed 6:1 Speed Master Gears.
●Calibrated Magnetic Spool Control.
●QuickFire CastingSystem.
●Lifht,Strong Graphit Construction.
●Fish Saver,Anti-reverse Switch.
●Precision Spool Support System.
●Right and Left Hand Models Available.
●Wide,Extra Capacity Models Available

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