LAGUIOLE POYET COURSOLLE フォールディングナイフ

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LAGUIOLE POYET COURSOLLE フォールディングナイフ

フランス産の折り畳みフォールディングナイフ。
見るからにフランス製らしいフォルムをしていて柔らかく洗練されたデザインのナイフです。
ずいぶん昔に買ったもので、実戦で使う事もなく、もちろん未使用。レザー製の、ベルト通しが付いた黒のシースがついています。

「ラギオール」という刻印のあるのナイフのご紹介なんですが、フランスのメーカーは多くのところが「LAGUIOLE」と刻印する工房が多いらしく、そのなかでも代表的なものが、シャトー・ラギオールの製品のようです。

元々、ラギオールはフランスとスペインの国境近くの村の名前だったようでそのあたりで盛んに作られていたというのが名前の由来で、商標権などの概念のない時代、こぞって「ラギオール」をうたって製品を作っていた様です。結果として、「LAGUIOLE」のナイフは、いろいろと複雑な事になっているようですね。

この「POYET COURSOLLE」というのは、シャトー・ラギオールの製品ではないようで、ネットで調べたところ、現在ではもう存在していない工房のナイフの様です。

さらに調べていくうちに、どうやらこのナイフ、アウトドア用ではないらしく、食事の時に、チーズとか、フランスパンなどを切る時に使う目的に作られている様で、ブリジットバルドー達著名人にも愛用されていた、フランス文化に深く根差した正統派のナイフだったのです。

ナイフ=アウトドアと言った、単細胞脳レベルの当方からしてみると知らなかったことが多く含まれた面白いナイフだった様です。
あえてアウトドアと結びつけるなら、優雅なピクニックの時に持って行っていたようですね。

この、「LAGUIOLE POYET COURSOLLE フォールディングナイフ」もう存在していないという事が貴重なのか、調べているうちにオークションの価格が5万円!となっていてびっくり。
写真で見る限り当方のナイフの方が状態はいい・・・。
ま、捕らぬ狸の皮算用。ちょっと夢があっていいですね。

このナイフは、写真で分かって頂けるか分かりませんが、彫金をしてあったり、全体が細身でエレガントな印象のいかにもフランスと言った香りが漂っています。実用品というよりは観賞用のナイフと言ったところです。

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=lv3sagsZ5rg    https://www.youtube.com/watch?v=0j4yEqQdENA      https://www.youtube.com/watch?v=zpaCXTDV0nI       https://www.youtube.com/watch?v=pvnKaFFA8qc

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