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組み立て式 ミニサイドテーブル 自作
組み立て式 ミニサイドテーブル 自作
またまた自作アウトドアグッズです。
アウトドアグッズと言えば軽量コンパクトが求められます。自作となると、およそ条件を満たすことが難しくなります。このサイドテーブルは、収納袋もいれて、1.5kgもあり、アウトドアグッズとしては如何なものかとは思いますが、自分で考案し制作した品であり、結構使えるのではと自己満足しております。自作物は出来るまでの過程が楽しいものだと思っていますので、完成した段階で90%の使命は終えた代物と思って、あとの10%は、使えれば儲けもの程度のものかと考えています。
さて、製品についてですが、使用した材料は、
30cm×30cm、厚さ0.9cmのベニヤ合板3枚。
幅3.5cm厚さ1cm長さ15cmの端材、4個。幅10cm厚さ1cm長さ15cmの端材、4個。
平ビス24個。を使用しております。
木工用ボンド。
ベニヤ合板の内、1枚は天板に使うもので、一切何も手を加える必要はありません。
なぜ30cm×30cmの合板を使ったかと言うと、ホームセンタなどには、正確に切りそろえられたこのような合板が売られていて、しかも安いという事です。一枚、150円ぐらいだったと思います。
サイズが正確というのは大事で、完成時にがたつきが出ないという事に繋がります。
しかも加工作業を出来るだけ減らす目的もありました。あとは我が家の道具たちの出番です。道具好きの私は最低限の加工道具を所有していますので、木工用カットソー、インパクトドライバー、各種ドリル用ビットなどを駆使?して、完成させました。
アウトドア目的なら武骨でよく、ココで終わりでもよいのですが、私としては手触りの良い質感にしたかったので、塗装という手順にはいり、ニスか、ラッカーを塗るかと考えたのですが、実際の選んだものは、廊下などに使うワックスでした。
意外かもしれませんが、ワックスが最適と考えました。1~3回目ぐらいまでは塗っても木地にしみ込んでいくだけで手触りは一向に良くなりません。しかし、諦めずに、塗る乾かす(結構すぐに乾くので、長く待つ必要はなし)。塗る乾かす。塗る乾かす。・・・。繰り返し何度も何度も、20回以上続けると、次第につやと手触りが変わってきます。ウレタン塗装をこえて、樹脂コーティングを施したような、つるつる、ピカピカの状態になってきます。暇ですねえ~。
ここまでくれば、見栄えは思惑どうりのテーブルにはなるのですが、ただはめ込んでいるだけなので、安定性がなく、すぐの天板が外れてしまいます。
そこで、百円ショップの出番です。フック付きのゴムベルトを見つけ(2個、110円を二つ)、ついでに、このテーブルを収納する袋(これが優れモノ、テーブルを入れて口を絞るとリュックのように背中に背負える!)
ゴムバンドの使用方は、写真をご覧頂ければわかると思いますが、これで安定したテーブルの完成です。
如何でしょうか? 暇人の工作講座これにて終了です。
【かかった費用】
ベニヤ合板: 150円 3枚 450円
端材: 在った物を活用 0円
平ビス: 在った物を活用 0円
木工用ボンド: 在った物を活用 0円
耐水ワックス: 在った物を活用 0円
ゴムベルト: 220円
収納袋: 110円
工賃: 無駄に眠っていた労力を活用したの為 0円
総費用合計: 780円