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Colin Newman “Not To”
これまた続いて、Colin Newmanのソロとしてはサード・アルバム”Not To. (「納豆」では無いw)”を紹介します。Colin Newmanのバイオグラフィーについては前回も書いていますので、ここでは省略します。今回、参加しているメンバーは、Colin Newman (Vo, G, Piano, Tabla, Vibs, Perc, Effects, その他)に加えて、Robert Grey (Drs, Perc), Simon Gillham (B, Vo), Desmond Simmons (G, Piano, Recorder, その他)で、更に、Wireの盟友Bruce Gibert (G [B4])も客演しています。今回、プロデュースはNewman自身が行なっています。以前に紹介したセカンド・ソロ・アルバムでは殆どのの楽器をNewmanが演奏しており、かつ非常に抽象的な楽曲から成っていましたが、今回は、またファースト・ソロ・アルバム”A-Z”のようなヴォーカルもちゃんとある楽曲をここでは披露しています。A1 “Lorries”やA2 “Don’t Bring Reminders”とかはWireの曲としても遜色無いですね。そして間髪入れずに始まるA3 “You Me And Happy”はアップテンポでカッコいいです。A4 “We Meet Under Tables”は3拍子で、少し変化球か? A5 “Safe”アップテンポな曲ですが、NewmanのVoは囁き声で、その対比が面白い。A6 “Truculent Yet”は簡素な曲ながら、聴かせてくれます。それで、B面に行きます。B1 “5/10”はやや実験的な曲で、バックのリズム構築が興味深いです。B2 “1,2,3, Beep, Beep”は一転、アップテンポの曲で、P-Modelの「フルヘッヘッヘッ」を想起させます。B3はタイトル曲 “Not To”で、ドラムレスながらしっとりとしたした曲になっています。B4 “Indians!”はVibsやGirbertの特徴的なギターを使ったインスト曲です。B5 “Remove For Impoverishment”では、簡素ながらリズムの取り方に凝ったWireっぽい曲で、Newmanが朗々と歌うB6 “Blue Jay Way”で締めています。とまあ、ヴォーカリストとして、またソング・ライターとしてのColin Newmanを存分に楽しめる内容になっています。なので、そこら辺がツボっている方はハマるでしょう!
A1 “Lorries” (3:51)
A2 “Don't Bring Reminders” (3:27)
A3 “You, Me And Happy”(2:37)
A4 “We Meet Under Tables” (3:47)
A5 “Safe” (2:34)
A6 “Truculent Yet” (3:49)
B1 “5 / 10” (3:32)
B2 “1,2,3, Beep, Beep” (2:14)
B3 “Not To” (3:33)
B4 “Indians!” (3:05); Bruce Gilbert (Guest G)
B5 “Remove For Improvement” (4:07)
B6 “Blue Jay Way” (3:11)
A6 “Truculent Yet” (3:49)
https://youtu.be/mFy09rGpIjk?si=RUItSyS-BaVAa-Ry
[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLwqd5qFgce2FtMzicLAb_DaY3-LhxGfEn&si=MLUZd2qEA1F7LlJ9
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