Tommi Stumpff “Zu Spät Ihr Scheißer. Hier Ist: Tommi Stumpff”

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以前にご紹介した独逸デュッセルドルフのパンクバンドDer KFCのVo/GだったTommi Stumpffの初のソロアルバムが、本作品です。1970年代後半にDer KFCを結成しましたが、1982年にバンドを解体、その年に、このアルバムを地域のインディー・レーベルから出しています。本作品では所謂、プロト電子パンクとでも言うような、リズムボックスとシンセ及びシーケンサーに、彼のパンキッシュなヴォーカルが被ると言う曲から構成されています。しかしながら、それ程の無茶苦茶さは無いですが、電子版パンクとしてのヴォーカルの切迫感が伝わってきます。このようなアプローチを取った彼には、先見の明があったように思いますが、多分、Kraftwerk, DAF. EurhythmicsやUltravoxなどの影響もあったようです。本作発表後、彼は1993年までソロで活動を続けていきますが、次にリリースした ”Contergan Punk”では、サウンド・エンジニアに、あの独逸ロックの最重要人物Conny Plankを起用し、後にEBM (electronic body music)の開祖なるようなシングルを出しています。その後、一度、2008年と2015年に復活し、現在も音源のリリースなど音楽活動を続けているようです。私は本作の後はチェックしていないので、Conny Plankが絡んだシングルは是非聴いてみたいですね。しかし、彼の車椅子のアー写はカッコいいな。

A1 “Crêve Petit Con”
A2 “Helden Sterben Nie Allein”
A3 “Zu Spät”
A4 “Cours Dani”
A5 “Die Stimme Des Herrn”
B1 “Alarm”
B2 “Ich Will Gewinnen”
B3 “Echoes In Der Nacht”
B4’”Pour Rien”

https://youtu.be/WLFLJJ49aBs?si=MdpX5Q6spdD203KI

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lb3ScQUeVlen8sOstwaV3rW2E87__T3VU&si=bkaWjnIBj6YfkQ5f

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