Palais Schaumburg “Palais Schaumburg”

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NDW(Neue Deutsche Welle)の天才音楽家Holger HillerとThomas Fehlmannがハンブルクで結成したアヴァンギャルド・ダンス・バンドPalais Schamburg (パレ・シャンブルクと言う。通称パレシャン)のファーストアルバムです。結成は1980年で、前述のメンバーにTimo Blunckと、後にノイバウテンに参加する、元AbwartzのF.M. Einheitを加えた4人組です。バンド名はボンにあった冷戦時代を象徴する建物の名前から取られているとのこと。その後、F.M.Einheitはノイバウテンに移った為、Ralf Hertwigが加入したみたいです。このメンバーで作られたのが、彼等のファーストアルバムで、本作にあたります。調べてみると、実はこのバンド、その後の独逸音楽シーンに多大な影響を及ぼしています。Holger Hillerは本作リリース後ソロに転向して、実験的電子音楽界隈の寵児となり、欧州で初めてサンプラーをメイン楽器として使ったミュージシャンの一人としても知られています。また、Thomas FlehmannはKompakt Recordsを設立し、ベルリンの老舗テクノクラブTresorのレジデントDJとなり、The Orbとも一緒に活動したりしています。Timo Blunckは後に万博の音楽を担当したり、映画やTV、CMを制作する会社BLUWIを起業したりして、独逸の音楽界で活躍しています。F.N.Einheitはご存知の通りです。それで、本作品ですが、元々、HolgerとThomasはアメリカのカルトバンドThe Residentsに影響を受け、自分たち独自のダンス・ミュージックをやろうとして、作成されました。その結果、ヘンテコでファンキーなリズムを刻むベースライン、絶妙な効果音の挿入や加工、クラウトロック直系のハンマービートなどから成るカクカク・ガキガキして骨折するようなダンス・ミュージックが出来てしまいました。また、本作品はThe Flying LizardsのDavid Cunninghamとバンドとの共同プロデュースで作成されており、全てが絶妙なバランスで配置された音楽となっています(個人的には、当時、硬い音の「骨折ファンク」と呼んでました)。
ちょっと長くなってしまってすいません。でも、この時期の、このメンバーだからこそ可能であった、アヴァンギャルドなダンスミュージックをこの機会に聴いてみて下さい。

https://youtu.be/W6wuaPdRfvY

#PalaisSchamburg #HolgerHiller #FMEinheit
#TimoBlunck #ThomasFlehmann #RalfHertwig
#NeueDeutscheWelle #DanceMusic #Avant-Pop #ExperimentalPop #骨折ファンク

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    4AD

    2023/01/08 - 編集済み

    僕はこれが好きというか これしか知りません
    https://youtu.be/Ub4zXkH4z0U?t=5

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      Dr K2

      2023/01/15

      私が紹介したアイテムは再発盤で、2枚組になっています。オリジナルは1枚のLPです。私はどちらも持っていますが。

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