Conrad Schnitzler & Pole “Con-Struct”

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さてさて、今度のConrad Schnitzler 先生ほ、ダブ・マスターのPoleことStefan Betkeとのコラボです。”Con-Struct”シリーズ第5弾に当たります。Conrad Schnitzlerについては既に色々書いていますので、ここでは彼のバイオグラフィーは省略しますが、Poleについて少し補足しておきます。PoleことStefan Betkeは、1967年にDüsseldorf生まれで、バンドではキーボードとシンセを担当していました。また、彼は1999年から2010年の間には、Barbara Preisinger と共同で~scapeというレーベルも運営し、自分自身の作品を出す為に、2011年9年にPoleと言うレーベルを運営するようになり、それが彼のソロユニットにもなっています。その一方でScape Masteringスタジオでダブ・ミックスやマスタリングなどの作業も続けています。彼の肩書きは多く、ダブソニック/グリッチアーティストだけではなく、プロデューサー、マスタリング・エンジニアなどとしても活動しています。元々はDüsseldorfで活動していましたが、1996年にBerlinに移り、活動を続けています。Pole名義のアーティストとしては、”1”, “2”, “3”などをリリースしており、同時に、ダブ処理された再発版”Waldgeschichten”, “Waldgeschichten 2”, “Waldgeschichten 3”も出している多作家です。それで、今回は、Conrad Schnitzlerが選んだ相手が、このPoleです。この”Con-Struct”シリーズというのは、元々はSchnitzlerが作った作品を他のアーティストが再構築(リミックスではない)するプロジェクトであったとのことです。なので、今回は、Poleが Schnitzler の過去音源をダブ処理しつつ、再構築しています。簡素なリズムはあるものの、全体的に低音重視の曲になっているのが特徴でしょうか? しかも全曲、歌詞なしのインストで、一応、リズムとかはありますが、BPMは低目で、スローな曲に仕上がっています。Schnitzlerの作品としては、やや暗目のトーンになっており、異色な出来栄えです。そんなConrad Schnitzlerの作品も中々異種格闘技戦みたいで面白いので、ファンの方は聴いてみると良いでしょう。

A1 “Wurm” (5:30)
A2 “Sieht Hoch,” (5:13)
A3 “Lacht” (6:44)
A4 “Und Fängt Den Vogel!” (1:49)
B1 “Drachenbäume Sind Friedliche Wesen” (9:36)
B2 “Wiegenlied Für Katzen” (11:08)

A3 “Lacht” (6:44)
https://youtu.be/YDQfQtdo_0g?si=ythmEx1NglQJkNmx

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kEwQVTT_J-AyrLdj2nkmfLBzNTVHrOOwg&si=to6NysO3gra0RZi8

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