Groenland Orchester “s/t”

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またもや謎物件。どうも、独逸のGroenland Orchester (以下GOと表記)の唯一の12㌅EPみたいです。もう何故、買ったのか?全然、記憶にございません (どこかの政治家みたいですいません)。それを踏まえた上で、ちょっと調べてみました。GOはJyrgen Hall & Reznicekの2人で、1998年に結成されています。彼等は、特別の音楽的質と、通常のダンスミュージックが陥り易い美学的な罠を避けることを併せ持った電子ポップ・ミュージックを作製しています。彼等の音楽的背景は実験色が著明でありますが、常に単純で甘いメロディが満ち溢れています。この小さなオーケストラの指揮者はRenznicekとJyrgen Hall (Günter Adlerとも呼ばれる)の2人です。Renznicekは、programming, orchestration, E-Gを担当し、1995年から2001年の間に、ソロ作品をStaubgold, Odd Size, Wachsender Prozess, Meeuw Muzakなどからのソロ作品をリリースしている他、KlangkriegやFelix Kubinとのコラボ作もリリースしたり、画家のMariola Brillowskaとも行っています。一方で、Jyrgenは音響心理学や身体心理学のスペシャリストで、自身もProgramming, Transfer, Bなども用いています。そして、彼もまたGünter Adler名義で1999年から2012年までにソロ作品をリリースしています。そんな経歴を持ったデュオが、GOなんです。それで、本作品なのですが、4曲入り12㌅EPと言う体裁でリリースされています。どれも不思議な電子音で作られた、IDM (Intelligent Dance Music)と言うよりも、リズムのあるひんやりした電子音楽と言った方がしっかりくる音楽が収められています。「箱庭的テクノ」とでも言っても良いかもしれませんが、、、。ちょっと人間味が無い所で、好き嫌いが分かれるかもしれませんね。クラブで踊るよりも家で聴いていたいと思う方は一度聴いてみても良いかも。

“Haudura”
https://youtu.be/bGbkb_JOoLk

“Ballistik”
https://youtu.be/9a2L84iSgkk

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