Logic System “Logic”

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まあ、何でこのレコードを買おうとしたのかは良く覚えていませんが、多分YMO(因みに私はanti-YMOです)の4人目とメンバーとも言われていた、通称タンスと呼ばれる巨大なモデュラーシンセやシーケンサーなとを操っていた松武秀樹に興味を抱いたからです。それでは、彼のバイオグラフィーを簡単に。松武氏は1978年リリースの坂本龍一のソロアルバム「千のナイフ」に参加したことから、後のYMOに1978年〜1982年の間、参加しています。1981年には、彼自身の音楽を演奏するユニットとして、Logic Systemを立ち上げ、2020年までにアルバムを多々出してきています。また、1988年にはビデオゲーム音楽グループAkihabara Electric Circusを結成し、また1996年には、ビデオゲーム”Guardian Heroes”の音楽も担当しています。現在、彼はJapan Synthesizer Programmers Association (JSPA)の理事長を務めています。簡単に書くと、所謂、シンセのプログラマーとして作曲、編曲、打ち込みをやってきている訳です。
本作品は、まだ、YMOのヘルプをしていた頃に、ソロユニットとしてリリースされた作品ということになります。それでは本作品を紹介していきましょう。このアルバムには大村憲司 (G)と玉木宏樹 (Vln)がゲスト参加していますが、作曲や編曲はほぼほぼ彼一人でやっています(ただし、エンジニアは多い)。何となくYMO臭がするのも仕方ないんですが、取り敢えず、同時代性と言うことでご勘弁をってな感じです。この時代には打ち込み自体が困難で、せいぜい、Rolandのsyncで同期させていたようにも思えます。そんな中にあって、松武氏の手腕は憧れでもありましたねぇ。MC-3なんて夢のまた夢でしたから。それにタンス(巨大なMoog製のモデュラーシンセ)なんてのも殆ど出回ってはいなかったですからね。ただ、本作品の内容は、そう言ったハードの部分ではなく、音楽として語られるべきであるとは思います。とすると、本作品は割と「無味無臭」と言う感想になってしまいますね。勿論、カッコいいところとかもあるのですが、コレと言った突出するモノに欠けるようにも思います(これはあくまで私個人の感想)。しかしながら、この手の音楽が、モデュラーシンセの安価化及び軽量化もあって、アマチュアでもできるようになったのは松武氏の啓蒙と普及の賜物と思います。そんな訳で
1981年には最新の音楽だったLogic Systemの”Logic”、気になった方は聴いてみて下さい。きっと発見があるかも知れませんよ❗️

“Unit”
https://youtu.be/PQS88YgAP9k

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLjIuADMrDKIbkC-9rC9pIzZWKGj1Savnl

#LogicSystem #Logic #EMI #TechnoPop #HidekiMatsutake #松武秀樹 #Synthesizers #Programming #Moog

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