Magi Razzo / Rhythmus Radikal / Joel Kurt “Sauklang Sampler”

0

これまた、謎物件ですぅー。どうも、1980年前後に活動していたNDW (Neue Deutsche Welle: German New Wave)のバンド3組のオムニバム・アルバムみたいです。寡聞にして、この3つのバンドは私は知りませんでした。これをレコード棚から出してきた時も、すっかり忘れていました。その3組と言うのは、Magi Razzo, Rhythmus Radikal, Joe Kurtです。このアルバムに関しても殆ど情報が無いので、取り敢えず、各パンドのメンバーなどを紹介していきたいと思います。Magi Razzoは、Markus Kern (B), Norbert Jaensch (Drs), Werner Neeff (Vo, Vln, Mandolin), Wolfgang Todt (G, Vo), Gerald (G, Vo)ですが、この時のドラムはGerhardだったみたいです。まあ、NDWと言うよりも独逸のパンクに近いんですが、A1 “Silicon Orbit”ではくねくねしたギターが面白いですし、A4 “Tante Frida”でのヴァイオリンもいい感じです。次に、Rhythmus Radikalは、Manna (Klomph)を中心に、Piell (Vo), Kleo (B), Ralf (Drs)となっています。音の方はやはりNDWと言う訳ではなく、パンクとしても激烈なパワーもなく、どちらかと言うと日本のMirrorsのような立ち位置かな?と思いました。B2 “Gadzilla”と言う曲は親日的なんですが、ダウナーな曲で面白かったです。Joe KurtはKarin (Vo), Thomas II (Vo, G), Ralo (B), Ulvi (Drs), Taucher (G)らしいですが、Karin嬢の変幻自在なヴォーカルが魅力的ですね。広義のパンクなんでしようが、割とメロディラインがいい感じです。Thomas IIが歌うとパンクっぽくなりますな。それにしても、何でこのアルバム買ったんだろうと思い返しても、分かんないですね。ただ単に独逸モノだから買ったのかなあ?しかし、殆ど情報が無いので、レアと言えばレアなんですが、価値があるかと言わられると「うん〜ん」と唸ってしまいますね。でもこの時期の独逸パンクのサンプラーとしては貴重だと思いますので、そこら辺に興味のある方は聴いてみて下さい。

Magi Razzo “Mädchen X”
https://youtu.be/fnEVWG76IqE

#MagiRazzo #RhythmusRadikal #JoeKurt #SauklangSampler #Schwarzwaldrecords #Punk #GermanPunk

Default