The Residents “Eskimo”

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やあ!やあ!やあ!皆んな大好き、The Residentsですよぉ!彼等の初期のバイオグラフィーは前回書きましたので、ここでは省略させて頂きますが、本作品に関するちょっとしたエピソードを少しだけ。「本来の生活様式を失ったエスキモー達」のことをテーマにした ”Eskimo”を1979年にリリース。独特のスケールとパーカッション、それに何語かも分からない歌から構成されたヴォーカルやハーモニーで、物語の台詞のない実況中継(これこそがエスキモー達の生活なのだろう)のような作品となっています。そして、このアルバムはグラミー賞にもノミネートされかけています。また、この後に、曲をディスコ調にアレンジしたEP”Diskomo”も出しています。2003年には、本作品のサラウンドサウンド付きオーディオDVDもリリースしています。興味深いのは、曲の始めと終わりに「ヒューー」って言う北極やグリーンランドで吹雪いている雰囲気を出すシンセの効果音が入っているところです(この音はシンセでは最も簡単な音作りですね)。そんなに電子音だけじゃなく、ねじ切れたパーカッションと歌のアルバムと考えると、割とすっきり聴くことができると思います。The Residents版エスキモーの架空の民族音楽と言った方が良いかもです。中にはケチャを思わせるような曲もあります。この後に名盤”Commercial Album”を出していますので、一緒に聴いて貰うと彼等の凄さとアイデアの豊富さに驚くでしょう。一度は体験してみて下さい。

A1 “The Walrus Hunt”
A2 “Birth”
A3 “Arctic Hysteria”
A4 “The Angry Angakok”
B1 “A Spirit Steals A Child”
B2 “The Festival Of Death”

https://youtu.be/kS47uS4Xhkc?si=swjbr45t0T4CpxX8

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