No More “A Rose Is A Rose”

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名曲”Suicide Commando”で一躍、有名になり、途中、休止期間もあったものの、現在も活躍している独のNo Moreのファースト・ミニアルバムを、自身のレーベルToo Late Recordsからリリースした10インチ作品が、本作品“A Rose Is A Rose“です。No Moreのバイオグラフィーは以前に書きましたので、そちらをご参照して下さい。それで、この時期のメンバーは、Andy Schwarz (G, B, Vo[A1-A3, B1, B2, B4]; アンディー・シュヴァルツ), Tina SchnoorことTina Sanudakura (Kbd, Synth; ティナ・ザヌーダクラ), Christian Blödorn (Drs, Vo[B3]; クリスチャン・ブレドルン)のトリオです。また、ゲストとして、A1にBirte Twisselmann (Flute; ビルテ・トィッセルマン), A2, A3にKnut Köster (G; クヌート・ケスナー), B4にDetlev Sievers (Sax; デトレフ・ジーファーズ)も参加しています。”Suicide Commando”は、ミニマル・ウェーブの名曲として取り上げられているので、No Moreもそのイメージが強いですが、最初はそのような音楽性とは異なっていました。いきなり、東洋調メロディから成るトライバルな曲A1から始まり、余りシンセ・ポップっぽくない曲から構成されており、特に、最後のB4はしっとりしたジャジィーなナンバーとなっています。ダークでゴスっぽいA2、ポストパンク的なA3やB1、そして、もう一つの初期の代表曲でもあるシンセ・ポップなA4、Gのアルペジオとピアノも美しいネオアコ系のB2やミニマル・ポップなB3も収録されていて、多分、彼等自身も色んな音楽性にチャレンジしていた時期なのだろうなと想像します。ただ、割とミニマルな構成の曲が多く、それが彼等の後のミニマル・ウェーブでの評価に繋がるのではないでしょうか? そんなNo Moreのバックボーンも知りたい方には、是非ともお勧めしたいミニアルバムですね!なので、コレクターズ・アイテムに入るかも知れません!

A1 “Drums Of Algir” (3:48)
A2 “Caged Heat” (3:19)
A3 “Something Grows Up” (3:12)
A4 “Hypnotized” (2:56)
B1 “Dim The Lights” (2:26)
B2 “Quiet Days In My Hometown” (3:47)
B3 “Dark Side Of The Town” (1:53)
B4 “It Feels Like 1925” (3:26)

A4 “Hypnotized” (2:56)
https://youtu.be/hgu5m5DEkC4?si=nkD00mp1cm19m29l

[full mini-album]
https://youtube.com/playlist?list=PL8HuxFuBdpAoxlp9HkI4wrNgVNPXsbw88&si=2GaUKQU3Yv9OM5X7

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    4AD

    2025/03/04 - 編集済み

    50ユーロ・・・送料込みで1万円超えますね僕もアナログ3枚とコンピCD持ってますが、当時はホントに安かったです

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      Dr K2

      2025/03/05

      まぁ、自主制作で、ファーストミニアルバムですから、仕方ないですね。

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