Wire “Snakedrill”

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もう皆さん、良く知っていると思います、英国の初めから「ポスト・パンク」であった「パンクバンド」Wireのマキシ・シングル”Snakedrill”です。詳しいバイオグラフィーは以前に書いたと思いますので、そちらを参考にしてください。1986年と言うと、時期的には、アルバム”The Ideal Copy”のちょっと前でしようか。1981-1985年の間はWireは、Domeやソロでは活動していましたが、バンドとしたは休業してました。1985年にbeat combo(なんでも、これは1960年代のビートミュージックの比喩らしいです)として再びバンド活動を始めます。それで、Wireは、自分達の曲名をバンド名にしたThe Ex-Lion Tamersを前座にして、彼らがWireの古い曲をカバーして、Wireは古い曲は演らずに新曲だけを演奏するとアナウンスしています。1988年にはWireはPasadenaのスタジアムで6万人の聴衆の前てライブを行い、また1989年にリリースされたライブアルバム”IBTABA (”It's Beginning To And Back Again)”はスタジオ・アルバム”The Ideal Copy”や”A Bell Is a Cup”からの曲をかなり編曲、アレンジし直したテイクから成ります。やはりWireはやる事がニクいですね。その後、1990年にアルバム”Manscape”をリリースした後に、Robert Gotbedが脱退します。その後、Wireは”Wir”と綴りを変えたりしていますし、Robert自身は”e”と言うバンドをやっていたとか。嘘みたいな話なんですが、どうなんでしよう?
話しを戻します。本作品は再始動の頃の音源なのですが、タイトで無駄の無いリズムとギターのリフ、正に初期Wireがレベルアップしたかのような音楽です。この路線は今でも続いていますね。一種のミニマル・ミュージックとして、ロックの名の下に演っていると言えばいいでしようか?Wireらしい曲ですね。B-2にはアカペラのような実験的な曲も入っています。そこら辺に彼らの凄さがあるのではないでしょうか?もし、見かけたら、聴いてみて下さい。

A1 "A Serious Of Snakes"
A2 “Drill”
B1 “Advantage In Height”
B2 “Up To The Sun”

https://youtu.be/bM1AetLXy4s?si=vaj1sIKg3Fx5g0A7

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