Heldon “I (1974) Electronic Guerilla"

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もういい加減せーよ‼️と言われながらも、やっぱり大好きHeldonのファースト・アルバム(私のはその再発盤)、”Electronic Guerilla (初盤では” Electronique Guerilla”と表記されていた)”です。Richard Pinhasが書いているように、このアルバムでのRichardはAKS SynthiとレスポールのGで作られています。ヘルプと言うか、メンバーと言うか、Alain Renaud (G), Georges Grünblatt (Synthi VCS3), Gilles Deleuze (Vo), Patrick Gauthier (Piano, Synthi VCS3), Coco Roussel (Dr), Pierrot Roussel (B)で参加してます。と軽く書きましたが、何とドゥルーズ・ガタリの哲学者にしてRichardの恩師ジル・ドゥルーズの肉声(スポークン・ワード)が入っているのです❗️これは驚きましたねぇ。なお、A面には副題として"Guerilla Electronique" William Burroughsが、B面にはSpecial Thanks To Norman Spinradと記載されています。内容的には、シンセを使っている他には、まだそれ程の工夫は練られて無いようですが、それても、一聴して分かるシンセの音色と伸び伸びしたギター・フレーズはこの頃から既にあったのがと確信しました。この頃は、Richardはまだギタリストっぽい立ち位置にいたようにも思えますが、それでもシンセはたっぷりと使ってます。この対比が堪らないんですよね。ロック、強いて言えばプログレにおけるシンセの重要性や発展性を導いた伝道師的な立ち位置が、彼の持ち味と思います。なお、このアルバムはRobert Wyattに捧げられているようです。そんなアルバム、聴きたいでしょ?どつぞ!どうぞ!

https://youtu.be/XS0WuJrp_4I

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