White Hospital “Holocaust”

0

White Hospitalを、貴方は知っているか‼️と言う訳で、現GRIMの小長谷淳氏が、Vasiliskの桑原智禎氏と一緒に1980年代にやっていた、その前身とも言うべき国産インダストリアル/ノイズ・バンドです。これはWhite Hospitalの唯一の単独アルバムです。LPは高価で取引されてますが、2014年にオーストリアのSteinklang Industriesによって、同時期にリリースされていた”We Wish You Are Merry X’Mas”7㌅と未発表曲を加えて、CD再発されており、こちらの方が入手し易いかと。White Hopistalは1983年に、小長谷氏が桑原氏を誘って結成され、翌年に本作品をリリースしています。その後、分裂してしまいますが、このパワー・エレクトロニクスのスタイルは、恐らく日本初ではなかったのでしようか?担当は、小長谷氏がVoice performance, Synths, Tapes, Metal Percを、桑原氏がChurch Organ, Synths, B, Dr, Perc, backing-Voですが、リチュアルですらあるリズムと狂気のヴォイス・パフォーマンスは凄まじいテンションで、今でも全然通用するレベル、否、今以上にテンションは高いです。A-1”Hymn Of Heaven”の讃美歌的曲からの、A-2”Robotomy Operation”の怒涛のリズム、そしてA-3”Body And Flesh”のトライバルほ曲。この流れは完璧です❗️更にA-4”Transfer-15”のメタパーを使った、よりインダストリアルな曲も、素晴らしいです。B-1”Holocaust”のライブトラックも狂気が放出されてます。B-2”Ginny Voice”は一旦して、少女の声をフィーチャーした小曲、B-3”Fair Warning”は狂気のヴォイスの掛け合いからなる凶悪な曲。B-4”White Hospital”は高揚感のない讃美歌的な曲にテープ録音されたようなヴォイスが絡みます。と言う訳で、この時点で、完成度は高く、ここら辺の音楽性が現在のGRIMの原点であるようです。しかしながら、ここでの音楽は独特なインダストリアル感がありますね。皆さんも国産パワ・エレにも目を向けてみてください。

https://youtu.be/P0r7FK7yagw

#WhiteHospital #Holocaust #EskimoRecords #JunKanagaya #TomoKuwabara #PowerElectronics #Industrial #Ritual

Default