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Throbbing Gristle “D.o.A. The Third and Final Report”
この一枚が私の音楽活動を180度変えてしまいました。そうです、Throbbing Gristle (TGと略します。その意味は「脈打つ男根」と言うスラング)のセカンド(?)アルバムです❗️これを高校2年の駿台夏期講習で東京にいた時に購入したのが運の尽き。それまではテクノ・ポップが大好きだった私の脳みそに、このアルバムはショックを与えたのです。今まで聴いたことの無言うタイプの音楽?音楽なのか?そんな不気味さがその時はありましたねぇ。しかもメンバーにはテープとマシン担当と言うPeter “Sleazy” Christophersonがいるし。そもそも、普通、バンドと言ったら、ギター、ベース、ドラムそれにいてもキーボードだろう?なんだ⁈ この編成は?とその時は思いました。しかも、収められてる曲にはコンピューターのバグ音、ロックの残骸、ヴァイオリンの弾き語り(GenesisがCoseyをChrisに寝取られたことに対する悲しみの曲)、エレ・ポップ調の曲(ABBAのサンプリング)、フィールド録音、シングルの早回しなどテンでバラバラな内容。特に、名曲 ”Hamburger Lady”は全身に火傷を負ったオランダ人女性のことみたいで、かつ音も鬱々とした単調な曲で。またジャケも小児性偏愛のサブリミナルが入っているし。田舎の高校生には疑問だらけ、刺激だらけのアルバムでした。それを理解しようと一生懸命聴いてましたね。そんな訳で、このアルバムは、私のインダストリアル・ミュージック強いてはノイズ・ミュージックへの入り口となったターニング・ポイント的な作品だったのです。今でも刺激的なアルバムなので、未聴の方は今からでも聴いてみてください。きっと何かを得ることができますよ。因みに、D.o.A.とはDead on Arrivalのことで、救急車が到着した時に心肺停止の状態の意味です。
A1 “I.B.M.” (2:34)
A2 “Hit By A Rock” (2:29)
A3 “United” (0:16)
A4 “Valley Of The Shadow Of Death”(4:03):By Peter Christopherson
A5 “Dead On Arrival” (6:03)
A6 “Weeping” (5:27): By Genesis P-Orridge
5:27
B1 “Hamburger Lady” (4:07)
B2 “Hometime (3:37): By Cosey Fanni Tutti
B3 “AB/7A” (4:25) By Chris Carter
B4 “E-Coli” (4:10)
B5 “Death Threat” (0:43): Robin Banks & Simone Estridge (Vo)
B6 “Walls Of Sound” (2:49)
B7 “Blood On The Floor” (1:07)
https://youtu.be/qn16ZXhbcZo?si=VkT9-9BMk4SdF1Vy
[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mubLOEQ4PnX20jvXy3bHLW_4INiqmIk50&si=WpbkKDd_fMKIIrm0
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