Der Moderne Man “Neues auf Hong Kong”

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先に紹介したDer Moderne Manの最後のミニアルバム “Neues aus Hong Kong”です。A面は33 1/3回転で5曲、B面は45回転で1曲と言う作品です。リリースは勿論、No Fun Recordsです。この時のメンバーはTonio Scorpo (Sax), Alex Wicke (B), E.K.T. (G), Fe Wolter (Dr), Mattus (Vo)に加えて、Holger Thenert (Trombone), Thomas Constien (Trumpet)も参加したいます。音楽的には、かなりファンク色が強くなってきて、単にSaxと言うよりも、プラスに近いアレンジになっていますし、ドラムやベースの音もファンキーなアレンジになっています。なので、A面1曲目”R.A.G.”を聴いた時はビックリしました。また、45回転のB面の1曲”Für Frau Krause”はA面3曲目のアレンジ違いなのですが、後者の方がファンク色が強いですし、Voもラップ調になっており、ベースのスラップ奏法やギターのカッティングなんかはまるでファンクですね。しかしながら、そこはNDWのバンドなので、ドイツ語の語感の為、英語圏のファンクとは異なりますね。また、表題曲”Neues aus Hong-King”はファンクともパンクとも異なり、キーボードがアクセントになっているインスト曲で、どこが、”Hong Kong”なのか?(ジャケやタイトルと共に)疑問が残りますね。その他の曲もかなりリズムに気を使っており、そう言う意味では、ヴァラエティーに富んだミニアルバムだと思います。この変則アルバムでDer Moderne Manは解散してしまいますが、この多様な音楽性がかえって、散漫なイメージになってバンドの崩壊を招いたようにも思われます。そんなDer Moderne Manの最後のアルバムも一度は聴いてみてください。何か発見できるかも?

A1 “R.A.G.” (4:13)
A2 “Neues Aus Hong-Kong” (2:16)
A3 “Für Frau Krause” (4:17)
A4 “Kinderfest” (2:09)
A5 “Kein Film” (3:57)
B “Für Frau Krause (Including The Return Of Frau Krause)” (7:50)

A3 “Für Frau Krause”
https://youtu.be/XR0Q-hxilfg?si=hVNiZeMux5eaE_xp

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_l1BhDi_aTRqbBdTZgXX3Y42Fi64lyv61U

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