Der Plan “Die Letzte Rache”

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皆んな、大好き、Der Planを久々に紹介します。今回は、彼等のサード・アルバム”Die Letzte Rache”ですが、当時は、セカンド・アルバム”Normalette Surprise”までは人気がありましたが、このサード・アルバムは今ひとつパッとしなかったですねー。彼等のバイオグラフィーは以前にも書きましたので、ここでは省略させて頂きます。メンバーは、Frank Fenstermacher, Moritz R, Pyrolator ことKurt Dahlkeの3人で、どうもこのアルバムは、映画のサントラとして制作されたらしいです(裏ジャケに曲名やコンセプトが載っていますが、デザイン上、非常に読み辛くなっています、と言うか読めません)。この作品は、Rainer Kirberg (ライナー・キルベルク)監督による、舞台のセットが舞台の実験映画”Die letzte Rache (英題: The Last Revenge: 邦題: 最後の復讐)”の為の音楽で、映画の方も筋書きがあって無いような内容だとか(私は未見)。と言うことを念頭に置いて、本作品の内容をご紹介していきましょう。因みに、映画の内容によるのか、A面14曲/B面16曲と短い曲がパッツンパッツンに詰まっています。
★A1 “Die Wüste” (1:26)は、重厚なシンセによるアンビエント調の曲で、ちょっと物々しいです。
★A2 “Sechs Fingen An - Titelsong Der Früchte Der Bestimmung” (0:54)は、物音系Percとシンセとふざけたような変調コーラスから成る曲です。
★A3 “Aufbruch - Der Weltkenner Durchschneidet Den Zaun” (0:45)は、ワルツのようなトランペットが主体となった曲です。脱力しちゃいます。
★A4 “Am Grab Des Sohnes” (1:07)は、怪しげな雰囲気のビートレスな曲です。室内楽的弦楽器も使用しています。
★A5 “Im Unterirdischen Wassersaal” (1:02)も、怪しげな雰囲気の曲で、押しては引くシンセ音から成ります。
★A6 “...Denn Alles War Nur Ein Trick! - Die Früchte Der Bestimmung” (0:41)は、軽いリズムと早回しVoから成る似非ボサノバな曲です。
★A7 “Zur Alten Dschunke - Thema Der Großen Stadt” (0:53)は、強力なリズムにシンセや豪快なシンバルやホーンやらが絡む(昭和)歌謡的曲です。
★A8 “Denkmal Des Scheiterns - Eröffnugsfeier” (2:08)は、A7に連続して、ごちゃごちゃした音に続いて、男性ナレーションが取って代わる曲です。最後に勝利のホーンが雄叫びをあげます。
★A9 “Es Ist Schön, Schön Zu Sein - Der Schöne Mann” (0:32)は、ジャジーな雰囲気の曲です。Voも入っています。
★A10 “Donnerwetter! - Der Starke Mann” (1:06)は、生DrsとBとファズGに素っ頓狂なVoと言う、彼等にしては珍しい編成の曲です。
★A11 “Oh, Oh, Oh! - Der Kluge Man” (1:11)は、モールス信号のような金属質なシンセ音のシーケンスから成る曲です。
★A12 “Der Kommissar - Ist Schon Da” (0:25)も、セクシーでジャジーなSaxとPercから成る曲です。
★A13 “Ich Bin Es! - Der Weltkenner” (0:53)は、トランペットとマーチングDrsと挑発的Voから成る曲です。
★A14 “‘Du Bist Es Nicht’ Junger Mann - Die Teenager” (2:29)は、いつものDer Planらしい戯けた曲で、シンセもたっぷりです。子供のようなVoと男性Voの掛け合いが面白い。
★B1 “Früchte-Radio-Special” (0:50)は、ちょいとジャジーな雰囲気でのピアノ独奏(+ハイハット)です。
★B2 “Des Kerkers Loch - Die Früchte” (0:29)は、シンセをバックに、何とも調子はずれなコーラス曲です。
★B3 “Die Unterirdische Fabrik” (0:52)は、B2に連続して低音シンセの波状攻撃に、金属Percが降りかかります。
★B4 “Oder Nicht? - Die Tötungsmaschine” (0:36)は笑い袋と変調Voや物音系Percから成る曲で、B3と連続して始まります。
★B5 “Der Kommissar - Ermittelt Weiter” (0:25)も、ジャジーなSaxから成る曲です。
★B6 “Chor Der Gefangenen” (1:18)は、単音のスカスカなシーケンスに、メンバーによるコーラスが被る曲です。
★B7 “Der Assistenten-Song” (0:40)は、戯けたスパイ映画のような似非サスペンス曲です。
★B8 “Chor Der Ausgebrochenen” (0:53)は、ヘンテコなシンセをバックに、何とも調子外れなコーラスから成る曲で、生Drsも加わります。
★B9 “Schauet Her - Die Früchte” (0:32)は、アコーディオン風シンセと子供のコーラスから成る曲です。
★B10 “Schönheit Der Macht - Monolog Des Herrschers” (1:41)は、ゆっくりしたキックと単音シンセとトイ・ピアノを中心に、感情のままに歌う曲です。
★B11 “Zerstörung Der Grossen Stadt” (1:20)は、ゴジラ登場曲のような何とも仰々しい曲です。シンセとホーンも使ってますが、色々とギミックもあります。
★B12 “Das Zimmer Der Tochter” (1:19)は、何とも悲しげなリコーダーの独奏曲です。
★B13 “Showdown” (1:04)は、駆け回るネズミのような忙しないシンセ曲で、背景に時計の音も。
★B14 “So Wurden Wir Zu Ihm Gemein - Sohn Und Tochter” (1:33)は、B13に連続しており、ややファンキーな雰囲気の曲で、BとDrsのリズム隊が、子供達のコーラスとマッチしています。
★B15 “Das Ende” (1:26)は、不明瞭なオルガンとピアノをバックに、弦楽器らしき音や効果音や人声等が散りばめられた曲で、シンセのメロディが何故か物悲しい。
★B16 “Der Todesmonolog - Gerät Dem Ausgespaceten Weltkenner Doch Noch Versöhnlich” (3:25)は、静かなアンビエント風の曲で、段々とそれぞれの音が明確になってきますが、いきなり、物音系PercやキックやシンセやVoから成るいつもの”Der Plan”節に替わってしまいます。

 以上がサード・アルバムの内容になりますが、とにかく1分にも満たない曲が多く、また統一感もないので、元の映画を想像しにくいのですが、実験映画だったらしいので、きっと上手くマッチしていたのではないでしょうか? 映画のサントラと言う性格上、前作・前々作とはかなり異なった印象ですが、こんな実験的な音楽も出来るんだ!と感心してしまいます。是非とも映画を観てみたくなりますよね❗️

A14 "’Du Bist Es Nicht’ Junger Mann - Die Teenager”
https://youtu.be/idRFkIfXZJM?si=N22uhWKVMtc0vNxz

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mnr4AMevgB9CTHvMgkhBgwx8rxSSNccOY&si=ETExTWcwZ2X6tvax

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