ノギス

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ノギスは、長さを100分の5ミリメートル単位まで精密に測定する測定器です。
レンズやカメラの外側測定・内側測定・深さ測定・段差測定が出来ます。レンズマウントアダプター制作には、100/5ミリメートルまで計れるありがたみを痛感しています。旋盤で円周ないし、内周を100/5ミリメートル削ると言うことは、2倍の100/10、(10/1ミリメートル)この位が制作誤差の許容範囲かなと勝手に思っています。いつもこれ以上かな?
撮影で10/1ミリ、ピントがズレているなんて言いませんからね……
精度がいいことに越したことは無いけれど、あまり意味が無いのでないかと思います。
風が吹けばブレるし、体もブレてるし、デジタルだから、数切れば当たる。

ノギスって、何語?
16世紀中頃ポルトガルの数学者ペドロ・ヌネシュ(ラテン語表記ペトルス・ノニウス、Petrus Nonius) がノギスに目盛りを付けたといわれている。ニウスが訛って日本ではノギスと呼ばれる様になった。
英語では、バーニヤキャリパーと呼ばれる。これは、1631年ノギスを正確な読み取りが出来るキャリパー構造を完成させたもう一人の人物であるフランス人のピエール・ヴェルニエ(英語表記ピエール・バーニヤ、Pierre Vernier) の名から取られている。
段差測定をノギスの機能に追加したのは、日本の測定器具メーカーであるミツトヨです。
正解は、ラテン語?日本語みたいです。

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