メトセラの子ら / ロバート・A・ハインライン著 矢野 徹訳

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1958年刊行(ハヤカワの初版は1976年)
原題:Methuselah's Children
人間にとって決して逃れられぬ運命である<死>をまぬがれた人々がいた。しかも、その不死性は何ら意図的なものではないという。死をもたらすと同じように運命が彼らから死をとりあげ、不死の遺伝子を与えたのだ。だが長命族の存在が普通人に知られたとき、全世界は妬みと憎悪の坩堝と化した。長命族は対立を避ける唯一の道、大宇宙への恒星間飛行へと旅立った...。
長命種のハワード・ファミリーは、1973年の「愛に時間を」(Time Enough for Love )に再登場します。

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