QUEEN / THE WORKS

0

1984年リリース
「フラッシュ・ゴードン」と「ホットスペース」がセールス不振に終わり、バンドの結束が緩んできてた頃のアルバム。サウンドは"ロックバンド"に戻りましたが、今一つまとまりに欠ける印象です。
では一曲目から。
「RADIO GA GA」はロジャーの作品で、自分の子供の言葉がモチーフ。レディ・ガガの名前の由来で有名。PVの"2拍手拍子、両こぶし前"はお約束になりました。つづく「Tear It Up」はブライアンのハードロック・ナンバー。フレディの「It's a Hard Life」はシングルカットされました。PVの衣装はフレディ自身がデザイン。「Man on the Prowl」もフレディ。プレスリー(ロカビリーではなく)風の曲。ここで聴けるフレディの曲は、クイーンというよりは後の自身のソロ「Mr. Bad Guy」に近いですね。
B面いきましょう。
「Machines (Or 'Back to Humans') 」はロジャーとブライアンによるメタリックな作品。ヒットした「I Want to Break Free」はジョンの作品。衝撃のPVは、イギリスの「Coronation Street」という人気ドラマのパロディです。フレディの「Keep Passing The Open Windows」は、印象の異なるイントロ部とメインが交差する不思議な作品。「 Hammer to Fall」はブライアンのハードロック・ナンバー。ライブでも盛り上がる曲です。ラストの「Is This the World We Created...?」はブライアンとフレディによる世界の混乱を憂いた曲。この曲の印税収入は全額セイヴ・ザ・チルドレン基金に寄付されたそうです。
久しぶりに通して聴いてみて…
やっぱりバンド感が薄めで個々の曲感が強い、タイトルの通り「ザ・ワークス(作品集)」ですね。

ジャケットはシンプルなメンバーの写真ですが、撮影したのはマリーネ・ディートリッヒやヘップバーンのポートレイトで有名な、ジョージ・ハレルです。

"Keep Passing The Open Windows"
https://m.youtube.com/watch?v=ixpxhB9mzVo

<SIDE A>
RADIO GA GA - Radio Ga Ga (Taylor)*
ティア・イット・アップ - Tear It Up (May)
永遠の誓い - It's a Hard Life (Mercury)*
マン・オン・ザ・プロール - Man on the Prowl (Mercury)
<SIDE B>
マシーン・ワールド - Machines (Or 'Back to Humans') (Taylor/May)
ブレイク・フリー (自由への旅立ち) - I Want to Break Free (Deacon)*
愛こそすべて - Keep Passing The Open Windows (Mercury)
ハマー・トゥ・フォール - Hammer to Fall (May)*
悲しい世界 - Is This the World We Created...? (May/Mercury)

Default
  • File

    strange

    2018/10/21

    映画見に行きますか?
    私はどうしょうか迷っています。
    見たいけど..

    返信する
    • File

      ace

      2018/10/21

      行きます✨
      メモリアル営業にはほとんど付き合ってこなかったんですが、これはどこまで気合い入ってるか"勝負"しに行きます⚡️👊⚡️

      返信する