Tom Waits / Rain Dogs (US, Island Records, 90299-1) <September 30, 1985>

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Tom Waits / Rain Dogs (US, Island Records, 90299-1) <September 30, 1985>
(SIDE ONE) ST-IL 855765-D MASTERDISK 1-1 SM1-1
(SIDE TWO) ST-IL 855766-B MASTERDISK 1-1 SM1-1

1970年代にジャズ・ロック・フォークなどを混ぜて独自のオトを聴かせて名声を確立したトム・ウェイツが次に向かったのは、さらにタンゴ・ポルカなどまで貪欲に取り込んだ奇妙な無国籍音楽でした(今から思えばクルト・ワイルなどの影響が強いように思います)。前例の無い音楽で誰も理解できなかったのでしょう、デビュー時からの付き合いのアサイラムに発売を拒否され、結局アイランドに移籍することになりました。

そうして80年代にアイランドからリリースしたスタジオ・アルバム3作品は絶賛され、トム・ウェイツを「唯一無二」の存在にしました。この"Rain Dog"は3部作の2枚目にあたる最も有名な作品で、"The 500 Greatest Albums of All Time"の397位に選ばれました。

このアルバムのなかで最も普通っぽい曲 "Downtown Train"はRod Stewart が安っぽくカヴァーし大ヒットさせました(ギターはJeff Beck)。Eaglesによる"Ol'55"のカヴァーには猛毒を吐いていたTomですが、「あれの印税で家にプールを作れた」とか感謝して言ってた・・・ような気がします。冗談かな。

https://www.youtube.com/watch?v=rLtZKkCIVmI

"Downtown Train"

Outside another yellow moon
punched a hole in the nighttime, yes
I climb through your window and down the street
I'm shining like a new dime
The downtown trains are full with all of those Brooklyn girls
They try so hard to break out of their little worlds

You wave your hand and they scatter like crows
They have nothing that can capture your heart
They're just thorns without the rose
Be careful of them in the dark
Oh, if I was the one you chose to be your only one
Oh baby can't you hear me, can't you hear me now

Will I see you tonight on a downtown train
Every night it's just the same, you leave me lonely now

I know your window and I know it's late
I know your stairs and your doorway
I walk down your street and past your gate
I stand by the light at the four-way
You watch them as they fall, they all have heart attacks
They stay at the carnival, but they'll never win you back

Will I see you tonight on a downtown train
Where every night, it's just the same,
you leave me lonely
Will I see you tonight on a downtown train
All of my tears just fall like rain, all upon the downtown train

" ギターを重視した音作りを行い、キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)、マーク・リボー(後にジョン・ゾーンと共に活動)、G.E.スミス(ホール&オーツのサポート・メンバー)、クリス・スペディング(ジャック・ブルースやブライアン・フェリー等と共演)、ロバート・クワイン(元リチャード・ヘル&ヴォイドイス)といった著名なギタリストを起用した。その他、後にボブ・ディランのサポート・ベーシストとなるトニー・ガルニエ、キング・クリムゾンのトニー・レヴィン、ホール&オーツのサポート・ドラマーのミッキー・カリー等が参加。

キース・リチャーズとの出会いに関しては、トム自身が「親戚同士だった」「ランジェリー・ショップで出会った」等のホラ話を語っているが、真相は、トムがキースのファンであったことから、断られる事承知でスタッフがキースに連絡を取ったからである。参加を快諾したキースはトラック数台分もの楽器、アンプ類を持参し、スタジオに現れて、トムやスタッフを仰天させたという。両者の交流はその後も続き、トムはローリング・ストーンズ『ダーティ・ワーク』(1986年)のレコーディングに参加し、キースもトムのアルバム『ボーン・マシーン』(1992年)に再びゲスト参加。

「ダウンタウン・トレイン」はミュージック・ビデオが制作され、元プロボクサーのジェイク・ラモッタが出演。「ジョッキー・フル・オブ・バーボン」「タンゴ」は、トムの初主演映画『ダウン・バイ・ロー』(監督:ジム・ジャームッシュ)のサウンドトラックに提供された。

R.E.M.のマイケル・スタイプは、1985年に特に愛聴したアルバムの一つとして、本作を挙げている。"  ・・・・ Wikipediaより

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