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- Pablo Ziegler Jazz Tango Ensemble (Cotton Club, Tokyo, 2018年07月18日, 1st show & 2nd show)
Pablo Ziegler Jazz Tango Ensemble (Cotton Club, Tokyo, 2018年07月18日, 1st show & 2nd show)
Pablo Ziegler Jazz Tango Ensemble (Cotton Club, Tokyo, 2018年07月18日, 1st show & 2nd show)
Pablo Ziegler (p,comp,arrg) 北村聡 (bandoneon) 鬼怒無月 (g)
西嶋徹 (b) ヤヒロトモヒロ (per)
パブロ・シーグレルは、あのピアソラの最高傑作3部作「タンゴ:ゼロ・アワー」「ラフ・ダンサー」「ラ・カモーラ」でピアノを務めたひとに参加した、また2017年の作品"Jazz Tango"でグラミー賞(ベスト・ラテンジャズ・アルバム賞)を受賞した巨匠です。
ご存じの方も多いかと思いますが、コットン・クラブは自由席で1st showと2nd showの両方を見ると、2nd showは優先的に席を選ばせてくれるシステムになっています。ので「同僚を最前列で楽しませてやろう」と一人で1stから見ていたんですが、不運にも同僚の奥さんが急病で入院になったため、両方を一人で見る事になってしまいました(トホホ)。
訛りの強い英語で、ほぼ同じ内容のステージ・トークはおろか曲名もはっきりと分かりませんでした。演奏はもちろんタンゴの範疇なんでしょうがジャズ~カリプソなどの影響を感じさせるもので、楽しいものでした。バンドネオン・ギター・コントラバス・ドラムスの4人の演奏がとんでもなく良かったです。ピアソラの晩年のバンドは(もちろん素晴らしいのですが)バンド内で息が合わないことがしばしばあります。あれはピアソラが崩れるからかなと思っていましたが、昨日の演奏を聴くとパブロ・シーグレルもかなりズレる人だなーと思いました。
1st showが終わった後は会場の出口あたりに座ってサイン会をやってました。並ぶ人もなく、あまりにもふつーに座っていたので、トイレに行く時には気がつきませんでした。2nd showのあとは他のミュージシャンの公演後と同じで会計カウンターとクロークの間のカウンターでサイン会をしていて、これもあまり並んでいませんでした。CDを2枚買うと特製の袋が貰えるということでしたが、以前から愛聴していた2枚を持って行っていたので、そちらにサインをもらいました。あまり並んでなかったからか「おまけ」とか言いながら"Jazz Tango"の方はジャケとCDの両方にサインを書いてくれました。すごくいい感じの明るい爺ちゃんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=_yYaM_6Krnc