Cheap Trick / Cheap Trick At Budokan (US, Epic, FE 35795, WLP) <October 8, 1978>その③-2

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Cheap Trick / Cheap Trick At Budokan (US, Epic, FE 35795, WLP) <October 8, 1978>その③-2

アメリカで購入したのに、なぜか日本盤に入っていたのと同じ解説が付いていました。US盤にも日本盤と同じ解説が付属していたのでしょうか・・・・???

【以下Wikiより】

日本公演
チープ・トリック初の日本公演は、1978年4月25日の福岡市九電記念体育館公演から始まり、26日に名古屋市公会堂、27日に大阪厚生年金会館、28日と30日に日本武道館、5月1日に静岡駿府会館という日程で行われた。当時、日本では既にチープ・トリックの人気は高く、バンドが空港に着くと、多くのファンに熱狂的に出迎えられ、バン・E・カルロスは後に「入国審査官たちも面食らっていた」と回想している。また、バンドがミニバスに乗って東京見物をしていると、ファンが乗ったタクシー10台ぐらいに追いかけられたという。『ローリング・ストーン』誌の記者もバンドに同行し、アメリカでは無名に近いバンドが日本で人気を得ていることについて、当時『ミュージック・ライフ』編集長だった東郷かおる子にインタビューを行った。

ライヴ・レコーディングは、CBSソニーの担当ディレクターだった野中規雄(間もなく子会社のEPICソニーに移籍)の発案で行われた。アルバム・タイトルには「武道館」とあるが、実際には、日本武道館公演と大阪厚生年金会館公演の音源を編集したもの。これについてプロデューサーのジャック・ダグラスは、送られて来た武道館の音源はテープの状態が酷く使い物にならず、横にあった大阪の音が最高ではないが悪く無かったためそちらを使った、武道館ライブの正体は大阪ライブだが、有名な「武道館」と「大阪」では響きが違うから、とテレビ番組のインタビューで述べている。セット・リスト19曲の中から、アルバム用に10曲が選ばれたが、ロビン・ザンダーによれば、意識的に日本人が好きそうな曲を選んだとのことで、ロビンはそれに関して「チープ・トリックのポップ・サイド」と表現している。過去3枚のアルバムからの7曲に加え、新曲「ルックアウト」「ニード・ユア・ラヴ」、ファッツ・ドミノのカヴァー「エイント・ザット・ア・シェイム」が収録された。

反響
1978年10月、EPICソニー(当時CBSソニーから独立したばかりの新レーベル)から日本盤が発売される。アメリカでも日本からの輸入盤レコードが評判となり、1979年2月には、アメリカのエピック・レコード本社からも正規にリリースされた。最終的には、全米4位という大ヒットとなり、チープ・トリックは本国でのブレイクを果たす。

「甘い罠」は、セカンド・アルバム『蒼ざめたハイウェイ』(1977年)からの楽曲だが、日本公演前には一旦セット・リストから外されており、担当ディレクターの野中が、同曲は日本のファンに人気の高い曲であることを進言したため、演奏されることとなった。オリジナル・ヴァージョンでは、ロビン・ザンダーが「cryin'」と歌う所でディレイがかけられていたが、日本公演では、ファンが合唱して再現していた様子が確認できる。同曲のライヴ・ヴァージョンは、本作からシングル・カットされ、全米7位のヒットを記録した。なお、1998年にスマッシング・パンプキンズが初の日本武道館公演を行った際、アンコールで「甘い罠」のカヴァーが演奏された。

1978年に発表されたボブ・ディランのライブアルバム『武道館』、及び1979年に発表されたチープ・トリックの武道館ライブアルバムはともに日本限定企画であったが、どちらも後になって世界的に発売されヒットとなった。こうしたことから、「武道館」の名は欧米において大規模コンサート会場の代名詞的存在となってゆく。

https://www.youtube.com/watch?v=QK72bHiqM-Q&list=PLpOd0S8fXkpt82e2cE4CKRIjUWxucTtNH

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