Neil Young / Old Ways (US, Geffen Records, GHS-24068) <August 12, 1985>

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Neil Young / Old Ways (US, Geffen Records, GHS-24068) <August 12, 1985>
(1) GHS-24068-A SH-1 B-21574-SH1 denny SLM△10131 1-1
(2) GHS-24068-B SH-1 B-21575-SH1 denny SLM△10131-× 1-1

ニール・ヤングが1985年に発表した14作目。このぐらい多作でキャリアが長い人になってくると「〇作目」という表現に意味がなくなってきますね。

ニール・ヤングは1983年に"Old Ways"というタイトルの作品を作成したにもかかわらずゲフィンから発売を拒否されています(この手のトラブルって多いですね!)。ゲフィンとの訴訟の結果、ニール・ヤングが自分の意図したアルバムを作れるようになったため、改めて曲を追加し作り直したのが本作品です。こうした経緯のため、ニール・ヤングはこの作品を "Old Ways II"と呼んでいるそうです。

シングル・カットされた"Get Back to the Country"のPVはMTVにいつもの如く無視され、アルバムは商業的にも評価としても失敗作になりました。カントリー音楽として聴くと、普通に楽しめると思いますがね。

https://www.youtube.com/watch?v=u-IOtjtY2Po

そういえば、Dan Fogelbergがブルーグラスをやった異色作"High Country Snows"も1985年だなー・・・

よく考えてみると、Elvis Costeloの6作目"Almost Blue"もカントリー名曲集という異色作でしたし、エアロスミスのSteven Taylorも最近カントリー・アルバム出してましたね。ディランだってタバコやめてカントリータッチの"Nashville Skyline"出してました。なんだ、どのスーパースターにもある変身願望のようなものか、と思い至りました。同じことばっかりやってたら飽きるんでしょうかね。

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