Limited Late 19th Century Square Faro  (Blue)   PlayingCards

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Limited Late 19th Century Square Faro  (Blue)   PlayingCards

今回ご紹介するデックは、1887年にラッセル&モーガン社がカジノゲーム用に製造したスクエアードファロ#366をベースにした復刻版デックです。

「スクエアードファロ#366」は、19世紀後半に作られたトランプで、当時アメリカのカジノで流行していたFaroゲーム(別記説明)用に作られたカードです。
当時、ファロは最も人気のあるギャンブルゲームでした。
ゲームの特性上、インデックスがない点が大きな特徴と言えます。

復刻版の、このデックは、デジタル処理により、角が丸くなったUSPCC印刷のモダンなデックで、デックのアートワークを正確に再現しています。

コートカードは特徴的で、木版画時代のデザインを模写した独特の特徴を多く含む、全身像となっています。

西部開拓時代を彷彿とさせ、古き良きアメリカをテーマにしたパーティやギャンブルマジック、またコレクションとしても最適な一品です。
見た目もだけではなく、ハンドリングの仕上がりも最高です。

【カード概要】
クラシックストッにクUSPCCによって印刷されています。
エンボス加工、ポーカーサイズ、トラディショナルカット仕様。
カードバックはフルブリード「スノーフレーク」デザイン採用。
52枚+ジョーカー2枚に、スモールヒップススペードエース&ダブルバックカードが付属。
フラップシールは税金の納付印のレプリカ。
タックケースにはゴールドメタリックインクを使用。
イラストは、Azured Ox氏が担当。
プロデュースは、Will Roya氏が担当。
限定版 2000個限定生産 再版はありません。
2019年発売 。

[Faroゲームとは・・・Wikipediaより]
ファロはフランスで17世紀の終わりに、ヴェネツィアから伝わったバッセッタ(イタリア語: bassetta、フランス語: bassette)というゲームをもとに考案された。フランスではファラオン(Pharaon)すなわちファラオという名前で呼ばれていた。当時のフランスのトランプのキングの1枚がファラオの姿をしていたためにこの名がついたと言われる。

アメリカ合衆国には19世紀に伝わり、名前は短縮されて「ファロ (faro)」に変化した。かつてはカジノの主要なゲームのひとつであった。

「ルール」
競技に参加する人数は何人でもよい。ひとりのバンカーと、それ以外の客によって遊ばれる。
通常の52枚のトランプを使用する。それとは別に、賭けるためのレイアウト用のカードとして、スペードの13枚を使用する。レイアウト用のカードは表向きにテーブルの上に並べられ、客はこの中の1枚にチップを置く。ファロではカードのスートには意味がなく、ランクだけが問題になる。

バンカーは、52枚のカードをシャッフルし、客のひとりがそれをカットする。バンカーはそのカードを裏向きの山札として自分の前に置く。

まず、バンカーは山札の1番上のカードを自分の左に表向きに出す。このカードはソーダ(soda)と言って、勝敗には無関係である。

バンカーは次の2枚のカードを表向きにする。1枚目は自分の右に、2枚目は自分の左に(ソーダの上に)置く。この2枚を出す行為をターン (turn) という。バンカーが右に出したカードのランクに賭けていた客は負けとなり、チップは没収される。左に出したカードのランクに賭けていた客は勝ちとなり、賭け金と同額をバンカーから得る。それ以外に賭けられていたチップはそこに置いたままになり、客が賭けを取り下げないかぎり、次回のターンに使われる。

右に出したカードと左に出したカードのランクが等しい場合は、スプリット (split) といって、そのランクに賭けていたチップの半額がバンカーのものになる(全額がバンカーのものになる方式もある)。

チップのやりとりが終わったら次のターンにはいり、これを山札がつきるまで繰り返す。ひとつのターンと次のターンの間に新たな賭け金を置くことも可能である。最後のターンのあと余った1枚 (hoc) は使用しない。

バンカーがそれまで何のカードを出したかは、ケースキープ (case keep) というアバカスのような道具に記録される。これによって、残りのカードにどのランクが何枚含まれているかを知ることができる。

残りが3枚だけになったら、その3枚がどの順序になっているかに賭けることができる。正確な順序を当てた人には賭け金の4倍が与えられる(当たる確率は1:6なので、この配当はバンカーにとって得になる)。ただし3枚のうち2枚が同じランクである場合は、与えられるのは2倍になる。

チップの上に「銅貨 (copper)」と呼ばれるトークンを置くと、右と左の意味が逆になることを意味する。すなわち、バンカーの右に出たカードと一致するときに勝ち、左に出たカードと一致するときに負ける。

実際には単一のカードに賭けるだけでなく、ルーレットと同様にさまざまな賭け方がある。またカジノではさまざまな専用の装置を使用することがあるが、省略する。

参考レビュー動画:https://www.youtube.com/watch?v=QJs24gkG27I
https://www.youtube.com/watch?v=Id_e124tIXg

総合計 56枚-
レギュラーカード 52枚
ジョーカー 2枚(一見デュプリケートデザインの様ですが異なったデザイン)
smallヒップススペードのエース 1枚
ダブルバックカード 1枚
Produced & Distributed by USPCC
Produced by Will Roya
Illustrated by Azured Ox
Manufactured by The United States Playing Card Company
Made in USA

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