Casillero del Diabio    PlayingCards

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Casillero del Diabio    PlayingCards

今回のデックは、市販品でなく、ワインのノベルティー品です。
早く言えば“おまけ”ですが、以外とおしゃれなので紹介いたします。

タックケースには人間の顔らしきものが前後とも上下対象に描かれています。
この顔は、人間ではなく悪魔と言う事らしいです。赤地に赤の光沢インクで描かれていてシックでおしゃれだと思います。
『Casillero del Diabio』と右上に書かれている文字と、左下には『THE WINE LEGEND』
と小さく書かれているだけです。その下には、トランプの4つのスートもありますが。
4つの側面はブラックで、赤と黒の対比でとてもお洒落です。

中のカードは,バックデザインはケースと同じですが、印刷の質感はカードバックの方が高級感があり良いと思います。
フェイスデザインはカードの地の色が黒になっており、ヒップスの色は、通常では黒が使われる、スペードとクローバーがグレーで印刷されています。つまり、通常は黒で印刷されている部分が全てグレーになっているという事です。それ以外は、スタンダードデザイン採用しています。
ジョ-カーには悪魔の顔が描かれていて、赤と黒の2枚構成です。

このカードには、エンボス加工はされておらず、全く滑ってくれません。ファンやスプレッドと言った技法は、ファンニングパウダーなどを使用しなければ不可能でしょう。
ファローもバックからだとかろうじて入るのですが、フェイス側からだと全くできません。
エッジ調整をすれば入るかもしれませんが。

そして、大きな特異点はデックサイズです。カードは、縦87mm、横57mm。タックケースは、縦90mm、横59mmとなっています。ポーカーサイズに比べ、横幅が、6mmほど狭い寸法です。

【 お ま け 】
『CASILLERO DEL DIABLO(カッシェロ・デル・ディアブロ)』とは、スペイン語で「悪魔の蔵」を意味します。

どうしてこんな怖い名前がついているかというと、
『その昔、チリの名門ワイナリー、コンチャ・イ・トロには最高のワインを貯蔵しておく特別な蔵があったそうです。しかし、そのワインのあまりの美味しさに密かに盗み飲む者が後を絶たなかった。そこで、創設者のドン・メルチョーは、「この蔵には悪魔が棲んでいる」と言う噂を流した。噂はあっという間に広まり、人々を恐れさせその美酒を守ったという。この蔵は、後に「悪魔の蔵」と呼ばれ今もなお大切なワインが静かに貯蔵されているという事です。
そんなカッシェロ・デル・ディアブロのボトルには、悪魔の顔が刻印されています。』

総合計 54枚-
レギュラーカード 52枚
ジョーカー 2枚(同デザイン色違い )
Produced by Concha Y Toro
Manufactured  不明
Made 不明

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