RED STRIPE HAND DRAWN EDITION    PlayingCards

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RED STRIPE HAND DRAWN EDITION    PlayingCards

このカラフルなデックは、ステンドグラス、カーディストリー、モダンアート、キュビズム、建築などからインスピレーションを受けています。

このデザインは、デックに使われている明るい色調を強調するために、真ん中に無地のストライプを入れたいというコンセプトから生まれました。

このデザインは、デッキを手に持ってぼんやりしている時も良いですし、フラリッシュやマジックの時の動きがある時も良いと思います。また、フェイス側きにした時も非常に面白いです。

スポットカードでは、スポットの向きが従来の「バイスクル808」のデザインから変更されました。一方、ユニークなコートカードは、バイスクルのクラシックな808のコートカードをオマールが抽象的に解釈したものです。コートカードのボディは、オリジナルの抽象的な線で構成されており、各カードのフェイスは、連続した線とキュビスムスタイルでデザインされています。裏面のデザインも、このデックの絶妙なスタイルに合わせたものになっています。

このデックは、L.Aのマジシャン“Omar Renfro”デザインの個人企画デック。 製造指揮を“Hanson Chien(Chien Playing Card Co)”に依頼して創られたユニークなデック。印刷はTaiwan Playing Card Coが担当しています。
キュビズム(ピカソに代表される「立体派」),現代アートなどをヒントにOmar Renfro(オマール・レンフロ)氏自身がデザインしたちょっとお洒落な感じのあるデックで、Limited edition of 1000decks. となっています。

【企画・デザインをした、Omar Renfro氏のコメント】
[インスピレーション]
皆さん、こんにちは!2015年以来、私は「レッド・ストライプ・プレイング・カード」の制作を続けています。このカラフルなトランプは、ステンドグラス、カーディストリー、モダンアート、キュビズム、建築などからインスピレーションを受けています。このデザインは、私が考えていた明るいカラーパレットのアクセントとして、真ん中に無地のストライプを入れたいというコンセプトから生まれました。ボーダーレスでありながらボーダーのあるデッキを作りたいと思いました。このアイデアをどのように実行するかは決めていませんでしたが、カードの表面にも同じコンセプトを適用したいと思ったので、そこから始めました。

[フェイスカード]
スポットカードでは、従来の808のデザインから、スポットの向きを変えたいと思いました。一方、コートカードは完全に別のモンスターでした。簡単に言うと、手を自由に動かして、紙の上にさまざまな抽象的な線を描き、できた形を色で埋めていくというものです。次に、普通の808のデッキからコートカードを取り出し、顔の向き、キャラクター特有のアイテムを持っているかどうか、顔の毛があるかどうかなど、細部にまで注意を払って研究しました。何もない空洞や形の中に、キュビズムにヒントを得た連続した線で、それぞれのコートカードの解釈を描き始めました。すべての線がカードの端まで届くようにしながら、それぞれのコートカードに固有のディテールを加えていきました。コート・カードを作った後、バック・デザインをどうやってコート・カードに似せるか、ブレインストーミングをしました。4回ほど下書きをした後、自分の好きなパターンを見つけました。

もちろん、手に持ったときの美しさだけでなく、フラリッシュやマジックのときの動きの美しさも追求しています。また、デッキを表にしたときにも面白いデザインにしたいと思いました。しかし、私はジレンマに直面しました。私が描いた絵やアイデアをどうやってコンピュータに変換し、すべてをやり直すのか?完璧」になっても、まだ見栄えがするだろうか?友人のErin DeVineの助けを借りて、何時間もかけて私のデザインをスキャンし、トレースし、配色を考えました。そうこうしているうちに、私は「実際のトランプに描き直せばいいんじゃないか?そうすればうまくいくんじゃないか」と。

[手描きのデック]
応援してくれた友人のGian Lucaが、アイデアを試すために白紙のデッキをいくつか送ってくれました。簡単そうじゃないか?そうではありません。カードの表面を作るのは簡単だと思いましたが、私の最大の課題は、この非常に複雑なデッキデザインを54回完璧に複製することでした。最初に考えたのは、「トランプのサイズのスタンプを買えばいいのではないか」ということでした。黒くなる部分にはスタンプを押して、残りの色は手で塗ればいいと思ったのです。スタンプ会社を探すのにも時間がかかり、希望のデザインを実現するには費用もかかりました。これまですべて手作業で行ってきたのだから、いっそのこと噛み砕いてすべて手作業でやってしまおうと思ったのです。しかし、言うは易く行うは難し。同じデザインのテンプレートを2つ作り、カバーする範囲を変えなければならず、さらにはフリーハンドでデザインしなければならない部分も多くありました。1日8時間、3日連続で、人間のCMYK印刷機のように、ポケットの色を一色一色塗り込んでいきました。次に、色を縁取るための黒のラインワークを加え、余分なにじみを隠しました。最後に、このデッキの特徴である赤いストライプを入れて、デザインを完成させました。

[キックスターター]
デッキを完成させた後、私はこの作品全体のユニークさに惚れ込みました。その頃には、私の原画をコンピュータに変換して、デザインを送って試作品を作ってもらいました。手描きのデッキとデジタル版のデッキを手にしたとき、どちらが好きか判断できませんでした。何時間もかけて作ったデッキの方に偏っていましたが、どちらのデッキも素晴らしいものでした。そこで、このデッキのKickstarterプロジェクトを立ち上げ、どれくらいの人が興味を持ってくれるのか試してみることにしました。残念ながらプロジェクトは成立しませんでしたが、幸運にも、私のアイデアに投資したいという人たちからいくつかのオファーがありました。彼らは、Kickstarterが計画通りに進まなくても、このデッキを作るべきだと考えてくれたのです。

[制作について]
私はオファーを絞り込み、Hanson Chienの作品を見てパートナーに決めました。その頃、彼はトランプのデッキも発売していました(チキンナゲットのトランプ)。何度もスカイプで打ち合わせをして、ファイルをやり取りして、最終的なデザインを完成させました。色は、手描きバージョンで使ったマーカーのように、コンピューター画面上の色と同じバイブレーションを維持したいと考え、デッキにはPantoneカラーを使うことにしました。このRed Stripeトランプは、Hanson Chien Production Companyを通じて台湾で印刷されたので、私の作品は国際的に認められることになります。

[メディア]
ネット上には、私が手描きのデッキを作成している様子を撮影したビデオと、同じ「マジシャン」でカードを扱うダニエル・マディソン氏へのインタビューを掲載しています。皆さんがこのデッキを楽しんで、私が想像できなかったような方法で使ってくれることを願っています。

[最後に]
アルバート・アインシュタインの言葉です。
『想像力は知識よりも重要である。』

参考レビュー動画:https://www.youtube.com/watch?v=QyfhBHfc0y0    https://www.youtube.com/watch?v=XvTj43vSTTI

総合計 55枚-
レギュラーカード 52枚
ジョーカー 2枚
アドカード 1枚
Distributed by Chien Playing Card Co.
Produced by Omar Renfro
Designed by Omar Renfro
Manufactured by Taiwan Playing Card Co
Made in TAIWAN

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