鉱物標本 サファイア(Sapphire)

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別名:蒼玉、青玉
産直:Madagascar

ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つコランダムの変種。9月の誕生石でもある。語源は古代ギリシャで青色を意味する"sappheiros"であり、当時は青色の宝石類全般を示す言葉であった。現在ではサファイアの定義はルビー以外の宝石価値を有するコランダム全てを含めるため、透明でもピンクでもサファイアである。

その青い発色はルビーのドーパントがCr3+なのに対してサファイアではFe3+やV3+になることで起こっている。

インドのヒンドゥーの間では元々不幸を招く石とされていたが、仏教徒には縁起の良い石とされ、キリスト教では司教の叙任の際に指輪として与えられたり等、昔から宗教と関わりのある石であった。

2019年、東京ミネラルショーで購入。

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