- Mahaltaji Museum
- 7F 化石・隕石
- 貝殻標本 コモンダカラ(Gnawed Cowry)
貝殻標本 コモンダカラ(Gnawed Cowry)
和名:小紋宝貝
学名:Naria erosa(Linnaeus, 1758)
採集地:千葉県、館山市、沖ノ島
4月8日は 四+八=貝 ということで貝の日らしい。ということで漢字の「貝」の字の元になり、世界各地で古代の通貨としても用いられたタカラガイを投稿。
生前の姿はカタツムリに近く、外套膜で包まれたこの貝殻を背負って浅瀬の底を這っている。
本標本のコモンダカラは殻の背面に白色と褐色の小さい紋が多数ある。オミナエシダカラと似ているが、コモンダカラは殻の側面に褐色で四角い大きい斑点が1個ある。また、開口部左右に14~16本の歯があって、褐色斑点の無い側の歯は側面まで達する。
房総半島以南から西太平洋、インド洋の潮間帯の岩礁に生息する。
2019年夏に千葉県館山市のJR館山駅から自転車で15分程漕いだところにあるビーチコーミングで有名な沖ノ島で採集。表面が削れて紫色の地が出てしまっているものが多かった中で本標本は比較的状態がマシであったものである。
mollusca.nz
2021/04/10こんにちは。この標本は、内唇に見られる褐色斑と内外唇歯の粗さから、オミナエシダカラではなくコモンダカラだと思われます。参考になれば幸いです。
2人がいいね!と言っています。
たじ
2021/04/30その通りでしたね。貝に関しては完全に素人なので思いっきり間違えました。ご指摘本当にありがとうございます。タイトル修正しました。