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Martin Rev “Clouds Of Glory”
ご存知、ロカビリーの極北バンドSuicideの片割れにして楽器担当Martin Revのソロアルバム2作目の登場です。本名Martin Reverby、1947年12月18日生まれの米国人です。1966年から活動して、現在75歳で、今だに現役です。彼は元々はキーボード奏者であり、特に、Suicideでは、リズムボックス、オルガン、シーケンス、シンセを担当していました。それで、以前にAlan Vegaのところで書きましたように、Suicideを一度解散後、Revの方もソロアルバムを多数出しています。彼のソロアルバムは多彩で、No Waveっぽい作品は勿論のこと、その他にも、アルバム”Strangeworld”ではバブルガム・ポップな作品を、また、アルバム”To Live”ではシンセ・ロックな作品も出しています。
そんなMartin Revのソロとしてのセカンド・アルバム”Cloud Of Glory”を紹介します。基本的には、インストで、うち半分は、Suicideのバックと言っても良いような、少しロカビリー調のフレーズ/ベースラインも出てきますが、残りはもっと実験的なフレージングで、少しインダストリアル・ダブのような感じに仕上げています。そして、上物には縦横無尽な電子音が飛び交っており、その傾向はB面の方が顕著ですね。それから、通して聴いてみて思ったのですが、Revの曲って、リズムの作り方が独特で、知らないで聴いても、多分Martin Revだと分かるでしよう(ただ、このアルバムだからかもしれませんが)。そこら辺が”Martin Rev”の”Martin Rev”と言われる所以でしょう。なので、Suicideファンの方は是非と聴いて下さい❗️
https://youtu.be/6O5sdXCv5T4
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