Steward “Get Me A Seat Next To Someone Nice”

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これも謎物件。レコード袋の中に、レコードとか白黒のジャケとデータらしき紙が直接入っていると言う、如何にもチープな装丁。これはきっと、英国のDIYでリリースされたスカム系ノイズに違いないと思って、聴いてみたら、ビックリしました(英国ものにそう言う先入観がありました。すまん)❗️ちゃんとヴォーカルやフォーキーなギター、ブレイクビーツなドラムも入った、1990年代以降の音楽です。そうですねぇ、私が思い浮かんだのはBeck(勿論、米国人ですし、有名過ぎますが)辺りでしようか? アーティスト名はSteward (本名はStewart Anderson)で、リーズ出身の方みたいで、レーベル555 Recordingsも彼自身が運営しているDIYレーベルみたいです。何で、こんなの持っているかも謎です。彼についてはよく分からないのですが、米国に移り、新レーベルEmotional Responseをやっており、2022年までは沢山の作品をリリースしています。どうも、Boyracerと言うグループが鍵で、Stewart AndersonがG&Voで参加していたLo Fiインディーロック・グループみたいです。本作品はStewartとして活動していた頃の作品で、4トラックMTRで録音されたものらしいです。歌詞も書いていないので、詳細は不明ですが、辛うじて曲名は付いているようです。ただ、Steward名義ではファースト・アルバムみたいです。本作品では、ほぼほぼ全ての楽器とVoを一人で演っているみたいですし、2022年現在で、このようなLo-Fiな音楽を聴くと、返って新鮮ですね。曲調もちょっと切ないメロディや懐かしい旋律、そしてシンセと言うよりもカシオトーンのようなオルガンなんかが、グッときます。また、曲によっては、ファズギターがフィードバックで暴れるJesus and the Mary Chainのような曲もありますが、何となく甘酸っぱくて懐かしい旋律もグッドですね。まあ、Stewardの正体は分かりませんでしたが、Boyrscerについては少し分かりました。初期のメンバーはStewart Anderson (Vo, B, G, Drs), Laura Bridge (?), Richard Adams (B), Simon Guild (G), James Chadwick (Drs), Stewart Turner (G)みたいですが、ここではBoyracerの紹介ではないので、ここまでとしておきます。もし、Lo-Fi Indie Rockに興味のある方はこのユニットやバンドを掘っては如何でしょう。きっと懐かしい気分になりますよ。

“Paint the Windows Shut”
https://youtu.be/xxhr48iQ7FA

“Such Thorght On You”
https://youtu.be/H3QuMIF0LI0

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