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Gloria Mundi “I, Individual”
Gloria Mundiと聞いて、何人が反応するであろうか?私が、このバンドに興味を持ったのは高校生位の頃、あるラジオ番組でこのアルバムの曲が掛かったんです。それで初めて聴いた時の「違和感」みたいなものが、ずっと引っかかっていました。それと当時の音楽雑誌でみたジャケ写が少し不気味で、それも引っかかっていた要因の一つです。その後、出会いは無かったのですが、
ヤクオクで漁っていた時、ついに見つけたんです❗️このアルバム❗️そして競り落とし、今、初めてフルで聴いています。そんな彼等をことを調べようとしても、Wikiにもフルでは掲載はなく、情報の切れ端の集めて、取り敢えず、バイオグラフィーをば。メンバーはEddie Maelov (Vo: 本名Eddie Francis), Sunshine Patterson (Vo & Kbd: 後にSunshine Grayと名乗る), cc (tenor Sax), ICE(B: 本名Roland Oxland)で、ICEは、Ultravox!とFaith GlobalのStevie Shearと、Daddio Clarke & The Macon WailersのJohn Clarkeと共にやっていたYoursと言うパンドがあるのですが、このバンドでハンドメイド品を勉強していた生粋のDagenham出身者であったようです。その後、彼はStevieとバンドを結成する為に脱退します。代わりにNigel Ross Scott (B)が加入します。まだ、”Beethoven”と呼ばれていたThe RaincoatsのギタリストPete Vasも加入し、DrはMike Nicholas に代わります。ただ、Peteが脱退後は、元StretchのKirbyが参加して、セカンドアルバム”The Word Is Out”をリリースする事になります。Peteはソロで活動に専念し、Bete Noireとして知られていたAlasdair Milurray Collective ともコラボして、1981年には”Langham Street”と言うEPを作りますが、リリースはされませんでした。とまあ名前は全てニックネームで正体が分かりにくいパンドですが、音楽の方も難解ですね、と言うのも、丁度、パンク勃興期に出てきたので、そう言う路線で捉えようとする方がいますが、彼等の音楽はネジを捲ったポップミュージックと言うか既にポストパンクと言うのか、兎に角、曲の展開は複雑で、ワルツのリズムやリリカルなピアノまたはサックスのフリーキー・トーンなどからは所謂スタイルとしてのパンクではなく、No New Yorkのバンドが上手くなったかのような、メンバー各人がそれ相当のテクを持っているんですね。或いはレコメン系に近いかな?(それ程レコメン臭さはないですが)。なので、個人的には、高校生の時の「違和感」は当たってましたと言えるでしょう。個人的には凄い好きな音楽です。全然古びてないし、寧ろ曲の展開やそれぞれのメロディも含めて未だに新鮮です。もし、ポストパンクの闇を聴きたければ、このアルバム聴いてみてください!是非❗️因みに、彼等はUltravox!とも仲が良かったみたいで、お互いのライブやレコーディングでも融通し合ってました。
A1 “The Pack” (6:41)
A2 “Condemned To Be Free” (6:13)
A3 “Daughters Of Rich Men” (6:03)
A4 “I Like Some Men” (3:30)
B1 “I, Individual” (4:25)
B2 “You Talk” (3:32)
B3 “Park Lane” (4:53)
B4 “Split Personality” (4:00)
B5 “Victim” (4:20)
B5 “Victim” (4:20)
https://youtu.be/qaZ2RtZwvc4?si=6VAQcSwEKbzV6iOC
[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLVmKEIRuTmGmbk2RqDEhkHPclJhjymDYm&si=Vs4W60dYRZ3BS63Z
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